Le kaki
暑いけど、柿の季節。
久し振りに生の柿を食べました。美味しい。
中国渡来の果実みたいですが、日本語の語源は「赤木」とか「暁」みたいですよ。柿が赤くなれば医者が青くなる。美味しそうに食べているお医者さん見たことありますけど。
英語の Persimmon は、元々はアメリカガキ(亜米利加柿)のことで、日本の柿とは種類がちょと違うようです。ネット画像を見つけたけど、実は丸めの色は同じ色ですね。丈夫な木のようです。
東京都目黒区にパーシモンホールという場所があって、近くに柿の木坂がありますね。何度か訪れたことがあることを思い出しました。
日本の柿は "Kaki"、フランス語でもそのようで、美味しさからか知名度もあるからそう呼ばれているのでしょう。男性形らしいです。
生の柿、生の牡蠣、どちらも美味しくて大好きです。
oyster, L'huître, 牡蠣は「ぼれい」と読むらしく、語源は、牡(ボ)とはオスのことで、蠣(レイ)とは貝の類大で、ブドウの房のように沢山の貝がくっついていることだったり、岩などにびっしりくっついているのを「かき取る」だったり。勉強しました。
放置していた柿の木に今年3個の柿の果実を発見。青いうちに1つ落ちてどこかへ。蟻がびっしりついていたこの2つと周囲の葉から水などで追い払いながら、色づいていたところを収穫。
素人なのでタイミングがわからなかったけど、あまりにも蟻がしつこかったので、取り込んでしまった。
たぶんいや絶対に渋柿だと思うので、そのうち35度以上の焼酎かウィスキーなどに下手を数秒漬けてから数日待っていただくことを試そうかなと。
冷凍説もあるみたいだけれど、失敗もあるみたいなので。アルコール渋抜きの失敗例は見つけられなかったので採用しようかなと。
柿の強い思い出2つ。
修学旅行で奈良を訪れ、法隆寺でお坊さんからいただいた柿がいまだに自分史上美味しいナンバーワンの生の柿の実。画像のような平たく四角っぽいのではなく、筆柿でもなく、丸みを帯びた大きな柿でした。
水分豊富でしゃきっとした歯ごたえ、上品な甘さをいまだに覚えているけど、同じようなものに久しく出会えていない。画像の柿も美味しいけど違うんだよなぁ。
もう1つは加工もの、といえば干し柿。あんぽ柿も美味しいけど、いただいたのは金沢の小料理店。
宿泊のある出張、業後、お酒大好き主任さんと和食店のカウンター。金沢の和食というだけで贅沢なのに、そこは懐石のように品が出てくる。主任さんのオーダーが上手だったのかな。本当のグルマンでした。
遠慮しない若者だった自分もたらふく飲み食いさせてもらって教わって、最後にマスターが究極の締めとして、干し柿で柚子を巻いた甘味をお心遣いで。
柿の栄養価、アフターアルコールケア、温かいお茶と、包まれてしまった。
当時より今思い出して感動してしまった。もう大昔の話ですが。
雑な切り方をしても立派にそびえているうちの柿の木。難しい場所に植えられているけど、少し恩恵に感謝しないといけないかな。
しばらくは、手に入れた和歌山県産の果実を楽しむのと、アルコール渋抜きを実がダメになる前にやってみましょうね。
スタディイングフルーツ。今度は何でしょうか。
自然の恵と周囲の愛情に感謝で、ありがとうございます。
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