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Un Noël pauvre

労働状況が不安定で収入激減から労働収入ゼロ。色々削って本当に必要なことだけにお金を使う、いえなるべく使わない、いえ使えない。

最低限すら補えないところに頭を下げなければならない状況も予測される。本当に必要なこと、生きていく上で必要なこと、肉体と精神、オンとオフ。

オフなど余裕が無いとも思うけれど、精神がまいってしまうと肉体がついていかないことにも。

せめてコスパの良い癒しだけに費やす。小さな小さな旅とか。

駅名バス停名で進めているしりとりトリップを、季節とともに冬季の身分で行いました。

そうか、今日はイブだった。

箱根登山鉄道 大平台はスイッチバック駅

(前回 エーキドー からの続き)
1435:大平台(箱根登山鉄道)
 自分の住むところからはさほど遠くない。鉄道往復二千円はかからない。
 労働お休みなのでど平日に訪れられた。箱根はみなさん、湖畔や大涌谷などメジャーなところを目指すけれど、登山鉄道の途中駅には穴場的なスポットが多い気がする。スルーされるのかな。
 個人的には塔ノ沢が好きだったけど、大平台も下車してぶらりして、静かでいいところだとつくづく実感してしまった。

3カ所のスイッチバック 下車できるのは大平台駅のみ

ど平日だったから静かだったのかもしれない。鉄男鉄子さんは休日に来られるのかな、フォトならこのような平日狙いかもしれないけれど、新緑も紫陽花も紅葉も、まだ雪もない箱根はちょっとしたオフシーズンかもしれない。

個人的に普段あまりしない入湯してみた

 そうは言っても年末で温泉にあたたまりに来るお客さんも多いかもしれない。訪れた時は鳥の声とさざんかの葉や花が時折の強めの風になびく音すら聞こえる街歩きだった。個人的にはとても珍しい日帰り温泉を訪れてみた。
 のぼせやすいから熱いお湯は敬遠しているけれど、これだけ人っけ少ないから空いていると思い、訪れてみた。
 姫の湯さん。550円の入湯料で初心者は案内をいただきお風呂をいただきました。予想通り先に年配の方おひとりのみの浴場内。軽く湯あみして丸い湯船に体をゆだねた。熱めのネット評判とは違い、熱いの苦手な私にも実に適温だった。ぬるくもなく実に適温。
 おそらく好きな人や平均値より短めの入浴時間だったかと思うけど、翌日くらいまで体の温かさが残っていたような気がした。これが芯から温まるだったのでしょうか。

出山信号のスイッチバック 大平台駅に近く一つ麓側

 汗が止まらないほどの温かさで姫の湯を出て、次は上の湯?
 上の湯=スイッチバックカフェというところにお邪魔した。
 ど平日にひとりすみません。ご用のベル数回鳴らしてしまってすみません。出てこられた店員さんからもすみません。日本はいいですね。
 温まった体にはノンアルで、自家製レモンスカッシュをいただきました。
 皮の苦みとスパイスがほんのりの体が喜ぶレモンスカッシュ。
 カフェは宿泊もお湯も楽しめる施設。自分のようにカフェ利用ももちろん。室内のカウンタ越しに登山鉄道の行き交いを見ながら飲食もよし、ほてった体でテラスでドリンクもすすめられてできました。

オープンデッキテラスからスイッチバックする鉄道ウォッチ

 しばらく何か考えたり何も考えなかったりの時間にバランスがとれた時間になったかな。
 ある程度ととのったら、トップ画像の美肌の滝の流れるお湯と浮かぶ湯煙をしばし眺めたり、山神神社さんにお金くださいとは言わなかったけれどご挨拶をして、罰が当たったのかお導きなのか、ひとつ不採用を電話連絡で聞いてから大平台をあとにしました。芯から温まったからなぜかへっちゃらでした。

1436:飯泉橋(小田原市のバス停) → 1437:清水ヶ丘(横浜市南区のバス停)

飯泉橋から見た酒匂川

早く”復活”して、もう少し遠征できるよう、頑張らなければと思いました。

今日メリクリ(次はぜひ Un Noël riche)、もうすぐ迎春という運びでお願いします。

ありがとうございます。
Joyeux noël!

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