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ワーカーズハイ~もっと働きたいという病気~

株式会社シグマライズ、社長の斎藤です。

皆さん、ランナーズハイという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ウィキペディアで調べてみると、以下のように記載があります。

ランナーズハイ(runner's high)とは、継続的な運動によって引き起こされる一時的な多幸感であり、喜び、深い満足感、高揚感、ウェルビーイングといったポジティブ感情を経験する感情的状態である

体は疲れているはずなのに、疲れを感じず、疲れを感じないどころが幸せな気持ちになる現象のことです。

このランナーズハイの労働版がワーカーズハイです。長時間労働で体と頭が疲れているはずなのに、疲労を感じず、頭は冴えていて仕事に集中することができる現象です。

ランナーズハイもワーカーズハイも経験したことがある人はそこまで多くないのではないでしょうか?

私はランナーズハイを経験したことないのですが、ワーカーズハイは何度か経験していて、主にサラリーマン時代に長時間労働、マルチタスクが続いた時に、どこかの地点から頭がクリアになって、「あ、これワーカーズハイだ。」と自覚できる状態になることがありました。

独立してから長時間労働を避けていたこともあり、3年ぐらいワーカーズハイを経験していませんでしたが、先週、新たに取り組んでいる事業が成功するんじゃないか、という状態になり(まだ、全然確定ではないですが)、ちょっと労働時間が長くなったら久しぶりにワーカーズハイ状態に入って、ゆるやかに今も続いています。

やることが沢山あって仕事は大変なはずなのに、仕事が楽しすぎる状況になっています。気づいたらオフィスで1人大声で笑いながら仕事をしてしまいそうです。

ここまでくると病気に近いと思いますが、元々人よりもワーカホリックな部分があって、サラリーマン時代も、有給休暇を取得していたのに、ちょっとオフィスに顔を出して仕事をしたりして、同僚のフランス人にワーカホリックとして奇異な目で見られていました。
社会保険労務士として、従業員の長時間労働を是正する取り組みをする一方で、自分自身は好きで長時間労働をやっている。という矛盾した働き方をしていて、労働者として働くときには、その矛盾に少し後ろめたさを感じることもありましたが、独立したことで、その矛盾も解消されて、精神的にも本当に良い状態で働けるようになったな。と感じます。

個人的には、長時間労働は無条件に悪いこと、という認識では無くて、働く側に選択肢が無い働き方というのがまずは良くない状態で、その中で、選択肢が無い中で長時間労働をするしかない。というのが最悪の状態だと考えています。

まずは、仕事の仕方に選択肢を持てることが、まずは仕事を楽しむために必要なことなのだろうと思います。

皆さんはワーカーズハイを経験したことはありますか?

また、その経験はあなたにとってポジティブな経験ですか?ネガティブな経験ですか?

ただ、ワーカーズハイは健康には絶対悪いと思うので、健康にだけは気を付けながら、仕事を楽しんでいきたいと思います。

以上です。

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