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「無駄なことなど、ひとつもない」は本当か?

前回、「人生の残り自由時間を計算する」というテーマで、noteを更新しました。

今回は、この続きです。

前回のnoteでは、「人生の残り自由時間」を計算したのは、

・私たちの時間は限りあるものであること

・日々、忙しいけれども、自分のための時間を作る必要があること

・色々頑張りたい!けれど、間違った努力(無駄な努力)をしている場合ではない


の3点を知るためだ、と書きました。

1つ目と2つ目については、自分の「人生の残り自由時間」を計算することで、この懸念点が共有できたのではないでしょうか。

今日のテーマは、3つめの「色々頑張りたい!けれど、間違った努力(無駄な努力)をしている場合ではない」について、書いていきます。


そもそも、「無駄な努力」とは?

はじめに、質問です。

あなたが考える、「無駄な努力」とは何でしょうか?

・「成果こそすべて!」成果が十分に得られない努力、でしょうか?

・それとも、成果に対し、時間や労力がかかりすぎること、でしょうか?

・はたまた、「無駄な努力など、何一つない」と思うでしょうか?

これについては、たくさんの考え方があると思います。
どれも、正解や間違い、というものではありません。

しかしながら、今回は、私の考える「無駄な努力」の定義をお伝えし、そのうえで話を進めていきたいと思います。

私の考える「無駄な努力」とは、「自分が心から納得していない努力」のことだと考えます。

自分が納得していれば、十分な成果が出なかったとしても、良い。

それは無駄な努力ではない、そう考えています。

「無駄なことなど、ひとつもない」は本当か?

「無駄な努力」と連呼してきましたが、一つ疑問が出てきます。

よく、「何事も、勉強。無駄なことなど、ひとつもない」と言われていますよね。これについては、どうでしょうか。

確かに、経験したことは大切なあなたの財産です。

実際、成果が出なくても、その過程で学ぶことは多いですよね。

それが、「勉強になった」と納得できるのであれば、それは良いことだと思います。

ですが、自分に言い聞かせることで、一時的に自分を納得させているケースも多いのではないか。

本当に、自分はその努力について、心から納得しているか?

それを見極めることが重要です。

「心から納得しているか」を見極めるには、「再度、時間とお金をかけて、その経験をするか?」を考えてみることが良いでしょう。

「無駄な努力」を卒業するためには、心から納得しているか、しっかりと見極めることが大切です。

そして、今後、同じ失敗を繰り返さないために、「勉強になった」の一言でごまかす癖に気づいていくことが、重要です。

「勉強になった」は、自分を正当化する、おまじないです。

あなたも、思考を止めて、「勉強になった」と自分に言い聞かせてはいませんか?

なぜ、人は同じ間違いを繰り返してしまうのか

つぎに、「無駄な努力」と分かっていながら、同じことを繰り返してしまう。

そのたびに、また新しい選択肢を探しては、また失敗する。

例えば、「英会話」。

なんども、なにかに感化されて、「やろう!」と思い立つ。

けれど、数日後には忘れてしまう。

また、数ヶ月して、「こんどこそ、やろう!」と思い、アプリをダウンロード。

でも、また続かない。

ある程度、自分が強制的にやる環境があれば続くかな、と思い、オンライン英会話に申し込む。

でもまた、何回か頑張るけれど、数ヶ月で退会してしまう。

こんな経験、ありませんか?

このように、同じ失敗を繰り返してしまう。それは、なぜなのでしょうか。

同じ失敗を繰り返してしまう原因の1つは、先ほど書いた、「勉強になった」です。

「勉強になった」は、自分を正当化する、おまじないと書きました。

頭では、「無駄な時間だった」、「間違えちゃったな」と分かっていても、つい、人は自分を正当化したくなるもの。

「今回は合わなかったけど、それが分かって良かった!次こそは!」

これこそ、「勉強になった」のおまじない効果です。

そして、次に取り組む自分に対する期待値と、英会話のツールの期待値までもが高くなってしまう。

こんな自分を打開するには、「「無駄な努力」をしてしまう自分を認めること」しかありません。

今後、「無駄な努力」をしない、繰り返さないための第一ステップです。

誰だって、だめな自分を認めるのは、悲しいし辛いです。

でも、基本、人はだめな存在。

まずは、しっかり、「「無駄な努力」をしてしまう自分を認めること」と向き合ってみましょう。

「無駄な努力」を引き起こす、3大原因

ここまで、「無駄な努力」=「自分が心から納得していない努力」と定義しました。
また、一時的に「勉強になった」「無駄なことは、ひとつもない」というおまじないを唱えるのはやめよう、という話を書きました。

ここからは、「無駄な努力」に陥る原因について、書いていきます。

私が考える、「無駄な努力」を引き起こしてしまう3大原因は、これです。

私自身、色々なことに取り組み、成果が出たり、出なかったり、自分で心から納得していない(無駄な努力)に時間も、お金も、労力もたくさんかけてきました。

先ほど書いた、「英会話」の事例も、私の体験です。

その経験から、なにかを頑張りたい時、自分が心から納得していない「無駄な努力」を引き起こすのは、の3つの原因だという結論にたどり着きました。

原因が分かれば、対応策は簡単です。

この3大原因さえ乗り切ってしまえば、「無駄な努力」はなくすことができるのです。

「無駄な努力」を卒業するために、この3大原因のどれに自分がつまづきがちなのか、知る方法があります。

知ってしまえば、次は間違わない。

自分が陥りがちな、3大原因を見極める方法については、また次回書いていきます。

まとめ

・「人生の残り自由時間」を知ることで、「色々頑張りたい!けれど、間違った努力(無駄な努力)をしている場合ではない」と考えた

「無駄な努力」とは、「自分が心から納得していない努力」のこと

・今後、「無駄な努力」を繰り返さないためにも、まずは、「無駄な努力をしてしまう自分」を認めることが大事。

「勉強になった」は、一時的に自分を正当化するおまじない。

「無駄な努力」を引き起こす3大原因(目的がブレブレ、目標設定がイマイチ、方向性が間違えている)がある。

3大原因のどれに自分がつまづきやすいのか、知ることこそが、「無駄な努力」を繰り返さない最大の対策
→ 自分がつまづきやすい原因を知る方法は、次回書いていきます。

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