絵本1
先日、高松市美術館で開催されている
「谷川俊太郎 絵本★百貨展」に行ってきました。
みなさんは絵本を読まれますか?
私は子供が生まれるまで、絵本は子供のモノだと思っていました。
子供と一緒に絵本を読んでいるうちに、
気づけば、私一人で絵本を開く事も多くなりました。
何冊かお気に入りの本を紹介したいと思います。
1冊目は
「10ぴきのかえるのプールびらき」
文章のリズムが心地よく、何度も口ずさみたくなります。
お気に入りのフレーズは家族みんなで覚えていて、
私が
「こんどは、はっぱの」
と、子供に言うと
「ボートレース」
と返してくれます。
他にも
「いけっていうより」
「プールみたい」
「それいけ、それいけ」
「わっせい、わっせい」
「ぷっぷく、ぷっぷく」
「パンパカパーン」
と、普段からこの本の言葉のラリーを楽しんでいます。
最近は私がしつこ過ぎて、子供の方が飽きてきたのか、返してもらえない事もありますが…。
大人になると、単に楽しい絵本というだけではなくて、作者の方の読む人がリズムよく楽しめるように努力されている事も伝わってきます。
2冊目、3冊目は
「まいごのどんぐり」
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」
内容は全く違いますが、「報われる」が書かれている絵本です。
どちらも大人の方が心に響くえ絵本だと思います。
私はどちらの絵本を読んでも泣きました。
子供の頃は、「努力は報われるモノ」と教わってきた気がしますが、
大人になると「努力は必ずしも報われないモノ」だと気づきます。
時には、報われないと分かっていても、しないといけない努力もあります。
そんな経験をしてきたからこそ、最後に報われる絵本は大人の心を打つのかもしれません。
子供はこの本を読んで泣いている私をいつも不思議そうに見ています。
長くなってきたので、続きは次回にしようと思います。