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#11【斬られた男がアンサー!】インターン生に負けてられない
みなさん、こんにちわ!
やっと私も筆を走らせる時がやって参りました。
【インターン生が斬る】シリーズを10回ほど連載してきましたが、インターン生にばかり言いたいことを言わせている会社はどうなってるんだ!ってな声も聞こえてきそうな気もしてきましたので、【斬られた男がアンサー!】シリーズを3回ほどお届けします。
1. あんただれ?
さて、私はだれなのかって話ですが。
㈱斉藤光学製作所経営企画室の齊藤大樹と申します。秋田出身、秋田育ち。大学から仙台⇒社会人になり山口⇒東京と渡り歩き、3年前に秋田に戻ってきました。
父親が社長をしている会社で経営企画室経営管理マネージャーとして企業風土改革に取り組んでいます。
企業風土に変化を起こしたいなって思った理由を少しお話しますね。
3年前に秋田に戻ってきて最初の朝礼で、「従業員一人一人が自分の仕事に自信を持てて、社外・家族から羨ましがられる斉藤光学製作所にしたい」と会社メンバーの前で話したんです。
自分が変えてやるぜ的なエゴではなくて、そんな会社で自分は働いていたいという思いからでした。秋田に戻って思ったことにも似ていて、秋田は何にもないとか、東京とは違うとか、秋田の県民性だとかネガティブなことめっちゃ耳にしていて、劣等コンプレックスみたいのがあるなって感じていたんです。
そこから経営企画室メンバーで従業員の方たちとの面談を実施し始めて、声を聞き、それに答える仕組みや制度を導入することを繰り返してきました。しかし気づいたのは、そもそも働きやすい職場環境を追求し続けたとしても、それは一人一人の誇りや満足感には繋がらないということでした。そんな時にAIUデザインラボという事業に出会い、従業員満足度向上のためのプロジェクトを国際教養大学の学生メンバーと共にスタートさせました。
AIUデザインラボ
学生と県内企業などとの協働による、課題解決と新しい価値の創造を目指す『研究と実践の場』
2. インターン生を受け入れた背景
インターンに来ている荒武さんはAIUデザインラボのプロジェクトメンバーの一人。コロナウイルスによる影響でオンライン授業になったことをきっかけに当社に来てもらうことになりました。もちろん彼女にとっては、地方の中小企業の中にどっぷり入り込んでインターンをすること自体がとても価値があるものだと思いますし、私にとっても彼女の存在はすごく大きいです。
正直社内にいる中で、「本当は〇〇がおかしいから▲▲したい」ってこといっぱいあるんですよ。しかし、その課題が発生している背景をよく知っている自分からすると、すぐにどうにかできないとか、穏便にことを進めたいとか要らぬことが頭によぎってしまって前に進めていないことがたくさんありました。
そういった課題に対して、斉藤光学製作所初体験の彼女は気にせず私に言ってくれます。
3. 私を掻き立てた彼女の言葉
インターン始まって1カ月くらい経ったときに言われたんです。「斉藤光学製作所で働く人たちがもっとイキイキと誇りを持って働く姿が見てみたい!思いがある人たちの声を叶えることに私もお手伝いしたい」(#4【インターン生が斬る】変化の糸口はどこに?参照)
だから本気の彼女の声が【インターン生が斬る】に綴られているんだなって改めて認識しました。これからは、インターンを通じて改めて整理された課題に対して全力で彼女と共に取り組んでいきますよ。
10回の投稿の中で指摘されたテーマを私なりに整理すると、
・社内で行われること一つ一つに対する意味付け
・家族経営から派生する様々な問題
・役職や立場を越えた互いの理解
・自発的に意味や目的を見つける会社風土
・プライベートvs仕事。社内コミュニティの形成
これらについて私なりのフィードバックや今後の考え方について次回から書かせてもらおうと思います。
予定では【斬られた男がアンサー!】シリーズは3回と思っていましたが・・収まらなそうなので荒武さんにもう少しブログ投稿の回数を増やして貰えるようにお願いします(笑)
(文責 齊藤大樹)