nikki 20220726
何か後ろめたいことを抱えながら書く文章は、わかりにくいものになる。社会人として生きてきて学んだことのひとつだ。文法が間違っているわけでもない、難解な単語があるわけでもない、それなのにわかりにくい文章があるとき、それは文脈を隠そうとしている、気がする。どうしてその文章を書くに至ったのか、その文章が必要になった文脈を、何らかの理由で切り離した文章。これは文章の体裁を整えた(気になっている)怪文である。わかりやすい文章を書く方法は、国語を勉強することと、隠さず書くことなんじゃないか