さいとう

生きている人間。ここでは主に日記を書いている。

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最近の記事

【映画感想】悪魔と夜ふかし

観てきた。悪魔と夜ふかししてきた。 70年代アメリカ、とあるテレビ番組の生放送中にどえらい放送事故が起きたんすよ~というのを、その番組本編と舞台裏の映像を往ったり来たりしながら追っていくというファウンドフッテージもの。 とても楽しめた。個人的にかなり好きなホラー映画の1本となった。 これ、配信されたらなんとかかんとかしてブラウン管テレビとかで観たいっすね。 ここからスクロール後ネタバレなどを気にせず書く 最初の数分のダイジェスト説明の時点でもう「終わって」いて、あ~も

    • 継承された女神は何処へ 映画『女神の継承』感想と気になった所

      『女神の継承』を観てきた。 個人的に、非常に楽しい映画体験だった。そして言いたいことも聞きたいこともある。ので、ここに書いていこうと思う。 まず私がこの映画を楽しめた理由を書く。それはひとえに、絶妙な事前情報を頭に入れていたからだろう。 絶妙な事前情報とは?「白石晃士監督が俺に撮らせろ!と言っていたモキュメンタリ―映画」という情報である。 白石監督と言えば、コワすぎ!シリーズやオカルト、カルト、ノロイなどで知られる映画監督だ。モキュメンタリ―、つまり現実で撮影されたかのよ

      • nikki 20220812

        ワールズエンドクラブをクリアした。 デスマーチクラブとして制作発表された頃から知っていた。公式サイトのURLがデスマーチクラブのままなの、ちょっとウケる。 クリアにかなり時間がかかった。そこも含めて感想を書く。 ストーリー、良かった。イラスト、とても良かった。モデリング、とても良かった。 アートワーク、良かった。音楽、良かった。 ただ、とにかくモッッッサリしていた。 なんて説明すればいいか分からないのだけれど、とにかく選択肢を選ぶ時のエフェクトとか、アクションゲームパ

        • nikki 20220804

          映画を観てきた。『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』 http://applause.reallylikefilms.com/ 塀の中で外に出る日を待ち続けている囚人が、『ゴドーを待ちながら』を上演する。そして、我々もゴドーたちを待つこととなる。 とても面白かった。上演しなければならないと感じた演出家、許可をもぎ取ってくる局長、塀の中を管理する刑務官。皆が自分の役割を確実にこなす中、囚人たちだけがずっと揺らいでいた。彼らは待ち続けていて、そして宙ぶらりんのままだっ

        【映画感想】悪魔と夜ふかし

          nikki 20220726

          何か後ろめたいことを抱えながら書く文章は、わかりにくいものになる。社会人として生きてきて学んだことのひとつだ。文法が間違っているわけでもない、難解な単語があるわけでもない、それなのにわかりにくい文章があるとき、それは文脈を隠そうとしている、気がする。どうしてその文章を書くに至ったのか、その文章が必要になった文脈を、何らかの理由で切り離した文章。これは文章の体裁を整えた(気になっている)怪文である。わかりやすい文章を書く方法は、国語を勉強することと、隠さず書くことなんじゃないか

          nikki 20220723

          FE風花雪月無双、面白い。ユーリスが出てきて以降、クッソ!やっぱ俺ユーリスのこともっと知りてぇ!になってしまって、FE風花雪月本編のサイドストーリーを進め始めた。風花雪月、(実況動画で蒼月視聴→)翠風→紅花→銀雪を終えているが、自分で蒼月をやるか&サイドストーリーいつ消化するかを悩んでいた。そういう意味で、無双からもらったこの機会はとてもちょうどよい。無双のゲームシステムに飽きたら本編やればいいし、逆もまたしかりだ。ちなみに無双は青ルートをプレイしている(一番救われてほしかっ

          nikki 20220723

          nikki 20220721

          仕事でモヤ〜としたので、夜はねぎしへ行った。しかも牛タン3種盛りライトにしちゃった。ふふん。 牛タン定食は美味しい。仙台で育った私のハレのご飯は牛タン定食である。テールスープと麦飯とトロロと南蛮味噌と高菜漬け。そして牛タン。これである。 仙台にいた頃は、牛タンといえば喜助だった。厚切りの、でも臭くない、あの牛タン。美味しかった。 あの頃はねぎしなんて行ったことなかった。我が家はとにかく喜助を愛していた。だが上京して、私はやっとねぎしの凄さに気づいた。 東京にある、高そうな牛タ

          nikki 20220717~0718

          昨日書いてなかったから二日分書いチャオ 0717 遊戯王ゼアル全146話を完走した。面白かった~ 途中までの感想を3日の日記に書いていた。 この時点では1シーズン目の終わり際だったので、ここからあんなことやこんなこと、いろいろ起こっていた。しかし「楽しいからデュエルをする」という、デュエルの主権を取り戻す物語という骨組みは変わらず、最終回はその真骨頂となっていた。芯が通った作品だった。 0718 夜、散歩に出た。この季節によくある、外に出た瞬間は涼しい気がするけれど

          nikki 20220717~0718

          nikki 20220714

          雨が降っていた。雨とは不思議なもので、傘を差せば止み、傘を閉じれば強くなる。そして突然の雨に降られて出先でビニール傘を買うと雨が止むので、最近はそういう装備アイテムとしてビニール傘を認識し始めた。これを買えば雨が止む、そうだろう? 実はそこそこ遊戯王マスターデュエルで遊んでいる。きっかけは最近見始めた遊戯王ゼアルだ。ゼアルから遊戯王の世界に入った私。使用するのはもちろん、希望皇ホープとオノマトライブを組み合わせたデッキだ。 ただ、本当にホープとオノマトライブのことしか知らな

          nikki 20220703

          26度で割と涼しいと感じるこの世、狂っている。 少し前から遊戯王ゼアルを観ている。今はドクターフェイカー編の55話。 遊戯王というコンテンツに初めて触れているが、面白い。「なぜ決闘(デュエル)をするのか?決闘者(デュエリスト)だからである」という非常に分かりやすい世界観は清々しさを感じる。 遊戯王ゼアルは玩具販促アニメだ。プリキュアやプリパラ、アイカツなどと同じジャンルと認識している。こういった類のアニメは基本的にこども(とその保護者)向けに制作されている。このジャンルの中で

          nikki 20220703

          nikki 20220702

          図書館へ行った。今日が返却期限だった本があったので、前日の深夜3時くらいから読み進めていた。中村禎里『河童の日本史』という本である。基本的に興味深く読んでいたけれど、河童に関する図に対してかなり熱心に書かれており、私はあまりそこに興味を持てなかった。各河童図の分布や変遷を追っていく著者の姿は、彼がもともと科学系の研究者だったことが反映されているように思う。私は妖怪に関しての話を調べるとき、口伝されてきたことのほうに興味がある。また、架空の存在のはずの河童がいかに人々の間で信じ

          【ゲーム録 #01】7Days to End with You

          ?ゲーム録とは !過去にクリアしたゲームの感想を書くシリーズ。クリアの定義は、「スタッフロールを見た」を基本とします。 7Days to End with You https://store.steampowered.com/app/1859280/7_Days_to_End_with_You/ 最初の感想は異世界転生(ガチ)。 知らない場所で目が覚めたプレイヤーは、知らない女性に話しかけられる。 記憶がなく、そして言語を理解できない。 このゲームはまず、言語を知る、解

          【ゲーム録 #01】7Days to End with You

          【その他】友人が関わった演劇公演に足を運ぶことが実はちょっと困難なんだという話

          友人各位、マジでごめん。でも最近確信できてきたので書きます。 演劇関係の友人が多い。そういう感じの学部に所属して、そういうサークルにいたからである。 先輩も同輩も後輩も、演劇をいままさにやっていたり、関わっている人がほとんどである。 その結果、友人が関わっている演劇公演に誘われることがよくある。 ありがたい話である。 だが、私はその誘いを受けると、いつも不安に感じることがある。 私には、絶対に顔を合わせたくない人がいる。 その人は、同じ学部だった。だから私の友人た

          【その他】友人が関わった演劇公演に足を運ぶことが実はちょっと困難なんだという話

          【映画感想】『ベイビーわるきゅーれ』が面白かったという話

          2021年8月1日@テアトル新宿  数ヶ月前に予告を見かけて、「おもしろそ〜」と思っていた。 タイミング合えば見よ〜とも思った。私と映画の距離感は基本的にこんな感じである。 で、8月1日。私のTwitterのTLにこの映画の感想ツイートが流れてきた。 コワすぎ!シリーズを一気見した際にフォローしていた白石晃士監督がRTしたものである。 あ!予告編面白そうだった映画じゃん!と思い、上映時間を確認したところちょうど行ける回があった。 白石監督ありがとう〜と思いながら小田急

          【映画感想】『ベイビーわるきゅーれ』が面白かったという話

          【漫画感想】同人女の感情シリーズに共感できないが救われたオタクの話

          二次創作作品をよく見る。一般の人以上にピクシブの閲覧時間は長い方だという自負がある。 が、自分の楽しみ方が多くの二次創作作者やそれを楽しむ読者と同じかと言われると、違う気がする。最近強くそう感じるようになった。 きっかけはおけけパワー中島、もとい『同人女の感情』(単行本『私のジャンルに神がいます』)シリーズである。 Twitterで話題になったこの漫画シリーズは、二次創作界隈に生きるキャラクターたちの愛憎を描いた作品である。 この作品に対する感想を読んでいくと、どうや

          【漫画感想】同人女の感情シリーズに共感できないが救われたオタクの話

          【映画感想】ゴーン・ガール

          昼夜は完全に逆転してしまって、ナイトショーでもやらんわという時間にゴーン・ガールを観始めてしまった。 感想をまとめる。ネタバレを気にしないで書くので、未見の人は読まないでゴーン・ガール観てくればいいじゃんと思う。 2020年12月2日現在『ゴーン・ガール』配信中のサービス (見放題)Netflix (レンタルあり)Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TV、dTVなど http://www.foxmovies-jp.com/gone-girl/ 『ゴーン・ガール

          【映画感想】ゴーン・ガール