その日のストレス、その日のうちに! コーチだからこそ、自分自身も大事に:ボヤツィス 他 (2024)『成長を支援すること』 第10章 「思いやりの呼びかけ~夢への招待状」からの学び
ボヤツィス 他 (2024)『成長を支援すること』の書籍の紹介も、ついに最終章まできました。 第10章 「思いやりの呼びかけ~夢への招待状」からの学びです。
最終章なので、ここまでの章で語られているメッセージが端的に記載されているので、思いやりのコーチング/ ICTコーチングのエッセンスを改めて理解・整理するにも、ぴったりの章です。
その特徴を端的に共有すると・・・・
上記はあくまでもエッセンスなので、各章を読むことで、背景にある理論や実証的な研究結果も踏まえた説明もあり、より深く理解できますので、ご興味が出たら、ぜひご一読を!
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また、これまでの章での学びに加えて、「自分を助けることを学ぶ」という節があるのも印象的でした。
コーチ/ 管理職も、自分の感情に対して自覚的に向き合い、時にはコントロールする、感情労働的色合いも強いので、自分自身をまっさきにケアすることが大切です。
心身ともに充実しているからこそ、いいコーチングセッションができるなと、体験的に感じます。
ランニングやサウナ、瞑想等々、自分を整えるアクションを、日々のルーティンとして、組み込んでおくのが大事ですよね。
その日のストレス、その日のうちに!
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本章で、『成長を支援することとは』の紹介も最終回です!
学術的な裏付けを伴いながら、ポジティブにフォーカスすることの意義について、実践的な学びをたくさん得ることができました。コーチングや組織開発のプロジェクトで、取り組んでみたいアクションに関するヒントをたくさんいただけました。
改めて、本書を世に送り出してくださった、リチャード・ボヤツィス先生と、メルヴィン・スミス先生、エレン・ヴァン・オーステン先生に感謝します。そして、日本語で、とっても読みやすい形で訳をつけてくださった、監訳者のUnlockの和田さん・内山さん、訳者の高山さんにも感謝でいっぱいです!!
読書会でご一緒してくださったみなさまもありがとうございました。お互いの経験や知識を持ち寄ることで、より理解が深まりました!まさに”共鳴する関係”ですね^^
対人支援に関わる方は必読の書ですね。
特に、ビジネスの現場で、課題解決を目指すギャップアプローチが主流になっているからこそ、カウンターとして、ポジティブにフォーカスした本手法が、とっても重要になるのだよなと感じました。
ありがとうございました!!
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