ホームスクールは大変だけど
今の40年変わってない日本の公教育に行くより全然いい。
私は2人の子どもをホームスクールで教育しています。
ホームスクールとは、学校に通わずに家庭や地域で学習を行うことです。ホームスクールは日本ではまだ一般的ではありませんが、海外では多くの家庭が選択しています。私はホームスクールのメリットを実感していますが、同時に大変なこともあります。しかし、今の40年変わっていない日本の公教育に行くよりは、ホームスクールの方がずっといいと思っています。その理由を説明します。
○ ホームスクールのメリット
ホームスクールのメリットは、子どもの個性や興味に合わせて柔軟に学習できることです。学校では、一定のカリキュラムや時間割に従って、集団で同じことを学ばなければなりません。しかし、子どもはそれぞれに得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなことがあります。ホームスクールでは、子どものペースやレベルに合わせて、必要な教材や方法を選ぶことができます。
また、子どもが興味を持ったことは、時間や場所に制限されずに深く掘り下げて学ぶことができます。例えば、私の長女は小説が大好きで、自分で本を読んだり書いたり、ネットで調べたり、オンラインのサイトに行ったりしています。私は彼女の学びに付き合って、一緒に話したり、質問したり、考えたりしています。彼女は学校では教えてもらえないような詳細な知識や、自分なりの見解を持っています。私は彼女の主体的な学びに感心しています。
ホームスクールのもう一つのメリットは、家族の時間や絆が深まることです。学校に通っていると、子どもは朝早く家を出て、夕方帰ってきて、宿題や習い事に追われて、家族との時間が少なくなります。また、学校での出来事や悩みを親に話さないことも多いでしょう。ホームスクールでは、子どもと一緒に過ごす時間が増えます。子どもの学びや成長を間近で見守ることができます。子どもの気持ちや考えを聞くことができます。子どもと一緒に楽しんだり、励ましたり、支えあったりすることができます。私はホームスクールを通して、子どもとの関係がより良くなったと感じています。
○ ホームスクールの大変さ
ホームスクールの大変さは、親が教育の責任を全て負うことです。
ホームスクールでは、親が先生となって、子どもの学習を計画し、教えることになります。親は子どもの学力や進度を把握し、適切な教材や方法を探し、フィードバックや評価を行うことになります。また、親は子どもの社会性やコミュニケーション能力を育てるために、他のホームスクーラーや地域の人との交流を促すことになります。これらのことは、親にとって時間や労力、費用などの負担になります。私もホームスクールを始めた当初は、自信がなくて不安でした。子どもの教育を任せるのではなく、自分でやるということは、親にとって大きな挑戦です。
ホームスクールのもう一つの大変さは、周囲の理解や支援が得られにくいことです。ホームスクールは日本ではまだ一般的ではなく、法的にも認められていません。学校に通わないということは、社会の常識に反するということです。ホームスクールをしていると、学校や役所、親戚や友人などから、批判や疑問を受けることがあります。
ホームスクールは子どものためになるのか?
子どもは友達ができるのか?
子どもは将来に不安はないのか?
これらの質問は、ホームスクールをしている親にとっては、耳にタコができるほど聞かれることでしょう。
しかし、これらの質問は、ホームスクールに対する誤解や偏見に基づいていることが多いのです。
ホームスクールは子どものためになるのか? という質問に対しては、ホームスクールは子どものためになると答えることができます。ホームスクールは、子どもの個性や興味に応じた学習を可能にし、子どもの自信や自立心を育てます。ホームスクールは、子どもの学力や知識だけでなく、創造力や批判的思考力、問題解決能力などのスキルも養います。ホームスクールは、子どもの幸せや夢を優先する教育です。
子どもは友達ができるのか? という質問に対しては、ホームスクールの子どもは友達ができると答えることができます。ホームスクールの子どもは、学校に通わないだけで、社会から隔離されているわけではありません。今はデジタル機器を使ってオンラインでいくらでも友達をつくる方法はあります。ホームスクールの子どもは、年齢や性別や学歴などに関係なく、自分と共通点のある人と友達になることができます。
子どもは将来に不安はないのか? という質問に対しては、ホームスクールの子どもは将来に不安はないと言い切れるわけではありませんが、うちの子に関してはほとんどないと答えることができます。ホームスクールの子どもは、学校の卒業証書や入試などの制度に縛られることなく、自分の能力や経験をアピールすることができるようにならないといけません。その点は、まだうちの子達の足りないところではありますが、これから焦らずに伸ばしていきます。またホームスクールの子どもは、多様な社会に対応できる柔軟性や適応力を持つことができます。
以上のように、ホームスクールは大変なこともありますが、それ以上に素晴らしいこともたくさんあります。ホームスクールは、子どものためになる教育です。子どもの将来を開く教育です。ホームスクールは、私たちの選択です。
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