第6回_活動記録(ロゴ制作ワークショップ)_2023.09.30
9月30日に開催いたロゴ制作ワークショップは、TARROWSの岡本昌太さんを講師に招いて、SAITOBASEのロゴを作るためのワークショップを開催しました。
ワークショップは、
【前半】
ロゴマークとは?ロゴマークを作るプロセスについての講義
【後半】
ロゴを作っていくために、皆さんの中にある「SAITOBASEらしさ」「これからSAITOBASEをどうしたいか」の棚卸
これから出来上がっていくロゴは、SAITOBASEみんなのものです。
今後ずっと使っていくロゴがどのようなコンセプトで出来上がっていくのか、ロゴに私たちのどんな思いが込められるかをご確認ください。
こちらのレポートは、SAITOBASEコミュニティ内で共有した講義資料と併せて読んで下さい。
1.講師紹介
岡本 昌太(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
TARROWS
1988年愛知県生まれ。名古屋の外国語大学在学中にデザイナーになることを決意し、バンタンデザイン研究所へ入学、グラフィックデザインを学ぶ。
大学卒業後、大阪へ渡り、広告制作会社へ入社。グラフィックデザイナーつぃて販促ツールなどを制作する。その後、名古屋で古着屋の開業などを経て、株式会社ロフトワークへ入社。クリエイティブディレクター、デザイナーとしてwebやグラフィック、空間、コミュニケーションデザインなど様々な領域のプロジェクトを経験。2019年にアートディレクター、グラフィックデザイナーとして独立。
2.ロゴマークについて
ロゴマークは和声英語で、文字をベースにしたロゴタイプ、図形などで表現するシンボルマーク、これらを合わせてロゴマークと称してます。
ロゴマーク=企業やブランドの理念、価値観、製品やサービスの特徴などを視覚化して、ブランドイメージを認知してもらうためのもの。
なのですが、ブランドやサービスの顔になったり、コミュニケーションの入り口だったり、看板や旗などなど、どれも正解ではあるけど、とらわれすぎてはいけなくて、ロゴはあくまで「対象をより良く見せるための手段」です。
なので、SAITOBASEの私たちの活動を「より進めやすく」「より認知してもらう」ために、SAITOBASEをより良く見せるためのロゴ制作を依頼したのが、デザイナーの岡本さんということになります。
しかしSAITOBASEは、今年発足したばかりで、まだ作ったものもTiny Townだけですね。
SAITOBASEがこれから未来に作っていくものの方がはるかに多くなっていくので、このロゴ制作ワークショップの過程でも、「SAITOBASEが私たちにとってどういう場所だったら”いい”か」「これからSAITOBASEが対内外的にどういう場所になりたいか、活動をしたいか」というのをしっかり考えて、岡本さんに伝えていきます。
3.SAITOBASEにとって、”いい”とは?
ロゴにとっての”いい”とは、おしゃれ、かっこいいなどの表面的な良さではありません。
では、"いい"状態とは、長く使い続けらえるもの、信頼感のあるもの、行動が促されるもの、愛される、誇りが持てるもの、と考えられます。
では、SAITOBASEにとってのいい状態を考えてみましょう。
SAITOBASEの発足時に描いたSAITOBASEの”いい”状態
■ 自分の「好き」「得意」「西都に必要なこと(課題)」が掛け合わさった部分でまちづくりにアプローチする。好きなことだからこそ、自己犠牲やボランティア精神ではなく、メンバー自身がまず第一に楽しいこと!
■ 楽しくやってるから、強要し合わず、それぞれの関わりたい関わり方で活動に携わろう!(応援だけもOK)
■ NO!批判!
みんなから出たSAITOBASEの”いい”状態
■ まちがいとかを気にせず発言できる
■ まちづくりの型にはまらず、楽しんで活動できる
■ 全員楽しんで参加できる
■ 心理的安全性がまもられている
最初にSAITOBASEがこうありたいと描いた姿と、集まってくれたメンバーの皆さんにとっての”いい”場が、しっかり重なっていていて良かったです!
4.ロゴ制作ワークショップ
ワークショップの目的・ゴール
ロゴを制作していくなかで、指針となるような「方向性」や「らしさ」を探るためのワークショップです。
「らしさ」というのは、これから活動をしながら出来上がっていくもの。
なので、このワークショップのゴールとしては、まだ見ぬSAITOBASEの未来の姿を、想像力を働かせて考えることで、SAITOBASEの「方向性」や「らしさ」のきっかけを見つけていきます。
SAITOBASEのキャラクターを考える_擬人化ワークショップ
SAITOBASE人格を持たせてみて、SAITOさん。と名付けます。
SAITOさんの性格や口癖、発言、趣味、特技、振る舞い、、、などなど
SAITOBASEのキャラクターをグループごとに考えました。
まずは個人ワークでSAITOさんのイメージを出し、それぞれのグループの中でカテゴリー分けをして、「それってつまりどういうこと?」のラベリングをしていき、SAITOさんのキャラクターの全体像を作っていきました。
SAITOBASEのなりたい未来を考える_カバーストーリー作成
SAITOBASEが○○誌の表紙を飾る!?
SAITOBASEか、SAITOさんが雑誌の表紙や新聞の一面に掲載されたと想像すると、そこには何が書かれているでしょうか。
ありえない!という気持ちは一旦脇へ押しやって、輝かし、理想の未来像を思い描いてみます。
この内容をまずは、個人で考えた後、グループの中で話し合いながら、カバーストーリーのテンプレートにあわせて一つのストーリーに合せていきます。
グループ②に参加したコウタ君は、西都のコンテンツとして最強プロ野球&サッカーチームを作り、それぞれのチームのチーム名やマスコットキャラクターを考えてくれました!
まとめ
8月のTiny Townでイベントを1つ終え、まだ見えていなかったSAITOBASEってこういう場所、こういうことするのかな、というイメージが見えてきたんじゃないかな、と思っています。
今回、SAITOBASEのロゴ制作のプロセスを踏むことで、何となくみんなが実感してきたSAITOBASEという言語ものを言語化しながら、自分たちのロゴを持つことで、これから活動をより進めやすくできればと思っています!
この後は、みんなの描くSAITOBASEのイメージや、こうありたいという未来の姿をもとに、岡本さんが情報を整理して、これからロゴを制作していってくれます。
完成は11月頃の予定なので、それまでにまた、制作過程などを共有していきますね!
ワークショップ、楽しかったね!!^^
(文責:田上沙慧美)
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