買わないという選択肢について向き合う
買わない・持たない選択肢もある。
人生を快適に過ごすために日々ものを減らすことや自分が持つ責任を減らすことを考えています。
さらに改めて最近は「買わない・持たない」ことについて考えています。
「買う・持つ」とどうなるか
「買う・持つ」と「責任と管理」が生まれます。
モノはあくまでモノであるため、自分が持てばそのモノを管理・使用する手間と責任が発生します。
服であれば洗濯や収納、ガジェットであれば各種設定や充電などがあります。
あとは革製品や機械式時計のメンテナンスが想像しやすいでしょうか。
本当にそのモノが大好きでそれを管理する時間が好きなのであれば、もちろんそれは大事にしたほうが良いと思います。
ですが、そこまでの情熱を感じられないなら、そもそも「買う・持つ」という選択肢について考え直した方が良いかもしれません。
管理に自分の貴重な人生を奪われないために。
手で持てないものは極力買わない方が良いのでは
最近は特に「手で持てないモノ」の管理コストやストレスを考えるようになりました。
具体的には「自転車・家具・大型家電」です。
※私は家・車を所有していません。
自転車については今はLUUPをはじめとするシェアリングサービスがあります。
私は10年以上乗っているクロスバイクを持っているのですが、これがダメになったら、新しい自転車は買わずにシェアリングサービスにしようかと思っています。
自転車は固定費がほとんどかからず、燃料も不要で優良な乗り物ではありますが、今は毎日乗るわけではないため、自分で持つ必要もないと考えるようになりました。
また、家具は折り畳みができるテーブルと軽量な椅子、折り畳めるチェアを持っています。
どこに引っ越しても使える点を重視し、なるべくコンパクトで折り畳めるものを使っています。
引っ越しのたびに買い替えるような生き方はしたくないです。引っ越しが多いなら、返す前提で家具のレンタルもありだと思っています。
最後に大型家電ですが、これは冷蔵庫と洗濯機です。
冷蔵庫はあまり大きなものを持つ必要がないと思います。
スーパーやコンビニの近くに住めば、緊急時には買いに行くことができます。自分で溜め込む必要はないです。管理する手間が増えるだけです。
洗濯機、これは引っ越し時に我が家で一番労力がかかる家電です。
大きく、重量も相当あり、設置も手間です。コインランドリーや手洗いにできたらどれだけ楽だろうか、と考えることがあります。
以上のように、手で持てないものについては特に慎重に考えて購入することを強くお勧めしたいです。将来発生する管理や責任までに思いを馳せると、これまで気づかなかったよりベターな方法が見つかるかもしれません。
買い物は永遠に終わらない
冒頭の話に戻りますが、私も服やガジェットは好きで、以前はよく調べたり購入したりしていました。
実際に新しい情報を得たあとはまた買い物に行くことになり、既存の持ち物と入れ替える。
いくら買っても満足できず、永遠に終わらない買い物ループに迷い込んでいました。
ですが、それらに関する終わらない買い物の中で流石に気づいたことがあります。
それは、いくらこだわっても時期がくれば「飽きる」ということです。
しかも厄介なのが、モノの耐用年数より先に必ず「飽きる」ということです。
結局、服もガジェットも一種のドーパミン消費(いっときの高揚感に任せた消費)ではないかということです。
正直、服もガジェットも使えなくなるまで使い切った経験がほぼありません。
「飽きた」あとは売れるモノであれば売り、売れなければ回収に出すか、最悪捨てるというパターンはほとんどです。
ではどうしたら良いのか
であれば、私たちはどうしたら良いのでしょうか。
そのヒントになる問いが、買い物よりも楽しめることは何か?それに注力した方が人生が充実するのではないか?です。
モノよりコトは幸福度研究ではよく言われがちな点ですが、改めてその原点に立って考えなすことが必要なのかもしれません。
私は最近ではモノの購入よりもカフェやご飯、読書、散歩に楽しさや価値を見出すようになりました。特に夫婦でそれらを楽しむことが大事です。
より充実した人生とするために、常に自分の価値観と向き合って日々を振り返り、より良い明日へ繋げていきたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
↓私の場合は「カフェで読書するのがすごく楽しい」です。