天晴 流山
2018/3/18 Sunday
家から江戸川サイクルロードに入るとき何気なく通っていた流山をじっくり徘徊してみました。
昔、江口寿史の「進めパイレーツ」に出てくる「流山の走りばーさん」くらいしか認識はなかったのですが(失礼)
まずは流山駅、乗ったことはないのですが、2016年で開業100周年の歴史があるんですね。
駅前から、なんだか若い女性が多いなと思っていたのですが、町のそこここに幟が立っていて、新選組をモチーフとした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼」とのコラボ町おこしをしているようです。(後で調べました)ここ流山は新選組局長・近藤 勇を筆頭とした新選組隊士が本陣を構え、副長・土方 歳三は会津、五稜郭と転戦。その後、近藤 勇は新政府に投降し処刑され、近藤勇最後の地であり、土方 歳三との最後の別れの地だったのですね。
水運、醸造で栄えた流山には、俳人小林一茶も足繫く通ったようです。味醂を開発した秋元三左衛門が一茶を経済的にも支えていたようで、一茶寄寓の地であったそうです。そこには一茶双樹記念館がありました。
少し小高い杜に赤城神社があります。伝説では上州赤城山が噴火したとき、その土塊が流れ着いて流山の地名がついたそうで、それゆえ赤城なのでしょうか?山門には祭礼の際に氏子によって作られる立派なしめ縄がつるされています。
流山キッコーマン工場の壁面には、流山ゆかりのみりん二大ブランド「天晴」「万上」の昔のラベルや、当時の工場の写真などが展示されています。
それぞれ解説が記されていて、一点一点見ごたえがあります。
帰り際に流山市立博物館に寄ってみました。
流山の歴史がわかる展示物と、近藤勇本陣にあった階段がありました。
ここを近藤勇や土方歳三が昇り降りしていたと思うとちょっとゾクゾクします。
流山は1日じっくり回っても飽きない見どころがある町でした。
最近では子育てしやすい支援・環境で「子育てするなら流山」と言われ、人口増加率全国1位になるなど注目を集めています。
あっぱれ!流山!
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