マガジンのカバー画像

真昼の空にもあまたの星

21
埼玉でカフェやスペースなどを運営する数名が、店のできごと、日々感じること、見えてくる世界をつらつらと綴ります。
運営しているクリエイター

#団地

やったりやらなかったりしながらやっていく

祭りのたびにしか書いてないかもしれない。そうです。前回が十月の秋まつりで今書いているのが八月。一年くらいはあっという間に経ってしまう。 元々あった団地祭は確か七月の終わり頃、夏の夜まつりとして開催されていた。コロナ以降は暑すぎるのもあって秋に日程変更し昼間の祭りになっている。それはそれで良いんだけど、やっぱり楽しかった記憶はずっとあるからいつかは夏の夜にやりたいなと思っていた。 それとは別の動きで、去年の後半から団地でのマーケット開催を準備して、十二月にクリスマスマーケット

北本団地 秋まつり

先日の日曜、自分達が団地のお祭りに関わるようになって2年目の秋まつりが行われた。 元々コロナ前は夏に行われていた団地祭が、去年から秋まつりに形を変えて再開されるようになった。櫓はなく一日開催で昼間のみ。元のお祭りと比べるとかなりの縮小開催になっているのが少し寂しくもあるけれど、これはこれでとてもいい感じのお祭りになってきているように思う。 団地が高齢化していようが少子化が進んでいようが、やっぱり人が集まって何かやる機会は求められていて(むしろ切実に求められているのかも)、

近所でまかなえると嬉しい

何故かこないだから家電の話が続く。 中庭のエアコン掃除を依頼した。 近所のたい焼き屋さんのTwitterで「隣の電気屋さんにエアコン掃除をお願いしたら復活した!」というのを見かけて、うちもお願いしたのだ。 それから2-3日でエアコンを引き取りに来てくれて、その日のうちに掃除・再取り付けまでしてくれた。迅速な対応素晴らしい。 冷房復活。中庭も生き返った。 近所にそういうお店があると、生活はとても快適になる。 家の畳を変えた時も、地元の畳屋さんに電話したら30分後には引き取

オーブンレンジ問題をやりすごす。

3年前、引っ越しを機に買ったオーブンレンジが最近壊れてしまった。 普通に使っていたつもりだけど3年で故障。ちょっと早すぎる気がする。 修理できないか調べると3万円で買ったオーブンレンジの修理に3万円かかるという。高くない?そんなもん?3年で壊れるのが嫌ならもっと高いものを買えということだろうか。しかし20-30年前の家電でも現役で動いているものもあるし、それらは高級なものばかりではないはず。高機能じゃなくていいから、長く使える壊れないものが欲しい。 修理も検討したが急いでいた

場が人より長く生きるとするならば

親が少々ヤバい感じになってきたので、実家に頻繁に帰っている。江澤さんがジャズ喫茶「中庭」を開いているUR北本団地は私の実家から自転車6分、徒歩でも17分(GoogleMap調べ)。北本団地の商店街には、それこそ私も子供時代、手造りパン屋さんの干しブドウたっぷりブドウパン目当てでしょっちゅう出かけた。 「のどか」としか形容しようのない田畑と小山の点在する周辺風景に、突如登場する70棟にも及ぶ5階建ての均質な建物、UR北本団地だ。 空が青い。 武蔵野銀行が閉店し、ATMのみ