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やったりやらなかったりしながらやっていく

祭りのたびにしか書いてないかもしれない。そうです。前回が十月の秋まつりで今書いているのが八月。一年くらいはあっという間に経ってしまう。

元々あった団地祭は確か七月の終わり頃、夏の夜まつりとして開催されていた。コロナ以降は暑すぎるのもあって秋に日程変更し昼間の祭りになっている。それはそれで良いんだけど、やっぱり楽しかった記憶はずっとあるからいつかは夏の夜にやりたいなと思っていた。
それとは別の動きで、去年の後半から団地でのマーケット開催を準備して、十二月にクリスマスマーケットを開催。今年度は二ヶ月に一回やろうと六月から始まって二回目が昨日八月十七日だった。暑いから夜やろう、と夏の夜のマーケットになったのだけれど、なんだかあっさり団地で夏の夜まつりが実現してしまったのだった。すごい。

団地祭を引き継いで更新して盛り上げて、、、みたいなことをうっすら考えていたけれど、やっぱり長く続いてきたお祭りだけに関わる人たちのこだわりは強く、愛憎入り混じるのかどうかは分からないけど、軽々しく引き継いだり変化したりは出来なそうだなと思っていた矢先、新しく立ち上げたマーケットで新しいような懐かしいような観たかった景色に立ち会えてしまった。

出店している人の半分くらいは突然集まってきたような人たちで、全然知らないけどとてもいい感じ。一緒に過ごせてた。隣町から来たDJ、自作漫画を展示する小学生、ウクレレバンド、弾き語り少年ズ、当然のように座って楽しむお年寄りたち。これは一体なんなんだろうか、よく分からないけどとても面白いことが起こっていると思う。

"集まって話して楽しんで、手伝ったり手伝ってもらったりしてるうちに一日が終わる。難しいことを考えなくても、それを繰り返しているうちに勝手に出来上がってくるのが、地域と呼ばれる何かなのかもしれない。"

https://note.com/kurashino_ezawa/n/n0825124c8b7b

と思ったら、去年の自分が書いていた。
いやほんとその通り、北本団地に集まって色んなことを繰り返してる間に、新しい地域みたいなのが出来上がってきてるってことなんだろうな。団地内だけじゃなく、遠くても近くても団地に関わった人たちが集まったり離れたりを繰り返している感じ。北本団地という惑星を中心に衛星みたいにぐるぐる回って、会ったり会わなかったりしながら続いていく運動、活動、状態=地域。たまたま昨日一緒にいられた人はありがとうだし、また次回やる時にきてくれる人はよろしくって感じで、やったりやらなかったりしながらやっていけたらいいな。写真が良い!(自画自賛)


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