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面接勝率100%だった私が語る面接の心構え&社会人から見るポイント

皆さん、初めまして。埼玉大学教育学部OBの鈴木と申します。
私からは、就活当時、面接勝率100%だった時の心構えと、社会人だからわかるポイント(現職で中途採用にも関わった経験あり)をお伝えしたいと思います。
ただ、私が就活していたのが2015年と少し前のことになりますので、あくまでも参考程度、そして1社会人の意見として読んでいただければと思います。

【自己紹介】
まずは簡単に私の就活のスケジュールと合わせて自己紹介させてください。

(学生時代)
2012年3月 埼玉大学 教育学部 英語専修 入学
2014年8月 ワイオミング大学へ交換留学
2015年5月 帰国、就職活動開始
2015年8月 3社内定(大和証券、業界第3位証券、4大生命保険会社の一社)
2016年3月 埼玉大学 卒業
(社会人)
2016年4月 大和証券(株)入社、富山支店に配属、地域の個人、法人に対する営業を行う。
2018年4月 本社へ異動。金融商品(主に投資信託)の企画・開発に従事。
2019年10月〜 Global Xと大和証券グループのジョイントベンチャーであるGlobal X Japanの設立に参画。現在はETFの企画やマーケティングに従事。

交換留学に行っていたことや、就職活動の期間は約3ヶ月と短かったので、インターンは一つも行っていなく、SPIなどのテスト対策の時間は十分になかったので、「面接へ進めたところは絶対受かってやる!」と決意していました。
とはいえ、SPIなどで落とされてしまったら自分の努力不足となってしまいます。私のような交換留学に行って4年で卒業する人はなかなか厳しいかもしれませんが、それ以外の人はなるべく早い段階からコツコツ始めておきましょう。

【面接勝率100%の心構えと社会人から見るポイント】
就活期間が短く書類やウェブテストの準備が十分にできなかった私の唯一の生命性とも言えた「面接」についてお話しします。「面接」と言っても様々で例えば、
「個人or集団」
「人事部or現場の管理職or役員」
「グループディスカッションor質疑応答」
など、形態も様々であれば一人に与えられる時間も様々です。

ここで私が気をつけたポイントは3点。
① 自信を持って話す
② 自分自身の性格や頑張ってきたことを仕事に結びつける(再現性)
③ 面接官の質問にはしっかり準備しておく

① 自身を持って話す
これはかなり重要です。自己紹介や自分自身が学生時代に頑張ったことなどは自身を持って話しましょう。「自分の考えや行ってきたことが自信を持って話せる」というのは面接官から見ると「この人は本当に頑張ってきたんだな」ということや「この人は一生懸命私に伝えようとしている(=コミュニケーションをしている)」ということが伝わります。
逆にこれが伝えられないのなら、「たいしたことをしてきていないな」や「コミュニケーションがとれるのか心配だな」という目線で見られてしまいがちです。面接官からするとコミュニケーションに不安がある人や頑張ってきたことすら自信を持って話せない人は、なかなか採用できません。

自分自身が頑張ってきたことが他人よりも劣っている、と考える必要はないと思います。とはいえ自信を持って話すのは、いきなりは難しいと思いますので、とにかく面接練習をしてください。私でもいいですし就活ゼミの社会人や学生の方々をどんどん有効活用しましょう。そして最終的には「私を採用しないと後悔するぞ!」と思えるぐらいまで極めましょう。

② 自分自身の性格や頑張ってきたことを仕事に結びつける(再現性)
これはなかなか難しいと思います。面接官から見て「この人は当社に向いてるな」と思わせることができないと、なかなか採用には結びつきません。

例えば、大手金融機関の場合はほとんどが総合職採用です。総合職で採用されると多くは営業からスタートします。つまりどんなにその会社でやりたいことがあっても、まずは「営業には向いていなそうだな」と思われたら、なかなか採用されない可能性があります。

自分がやりたいことの前に、志望する会社の求めている像、人材にマッチする必要があり、これに自信の性格や、学生時代頑張ってきたことを結びつける必要があります。

これを書くと長くなるのでまた別の機会に詳細は書かせていただきます。

③ 面接官の質問にはしっかり準備しておく
「学生時代頑張ってきたこと」、「強み」、「その会社でやりたいこと」など様々なことを聞かれると思いますが、面接が進むにつれて深掘りされる傾向にあります。正しい答えを求められているのではなく、「しっかりとした考えに裏打ちされたこと」なのかどうかを見られます。以下、簡単な例でご紹介します(二つとも私の例です)。

「例1」
総合職採用している大企業にありがちなケースです。
「その会社でやりたいこと」を話しても、総合職は異動があるので希望がかなわないケースがあります。その際は「異動があり、あなたのやりたいことができるとは限らない、違う部署に配属されたらどうするか」など聞かれることもあります。その際の返答もしっかりと考えておく必要があります。
「例2」
私は証券会社に行きたかったのですが、幾つかの会社で「英語もできるしコミュケーション力も高そうだし、将来、海外志望なら証券会社じゃないでしょ」、「メーカーは?商社は?外資系の企業じゃダメなの?」と聞かれることもしばしばありました。しっかりと証券会社じゃないとダメな理由、そしてメーカーや商社など他業種じゃダメな理由を語る必要があります。「業種の深掘り」というのは「他業種もしっかりと比較検討した上で、自分が志望している業界を選んだ理由」ということになります。

その他にも、なぜ?なんで?君はその時どう思った?と学生では思いつかないような側面から質問されます。それに答えるためには、とにかく多くの人と面接練習をするしかないと思います。多くの人と練習することでいろいろな側面から質問してもらえますので。

【まとめ】
就職活動の面接において重要なことは、自分の強みや弱み、やりたいこと、そして頑張ってきたことをとにかく深掘りして、「他の人には負けないんだ」という強い気持ちで自信をもって伝える、ということだと思います。社会人になった今も「自信をもって意見を言う」(上司のイエスマンにはならない)ことを大切にしていますし、そういった人たちと仕事をしていきたい、と思っています。
とにかく、私を含む就活ゼミや友達を活用して、たくさん面接練習をして、自分なりの「自信」を身につけてください。

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