休日の執筆スケジュールについて
先日、ある尊敬している方に「noteの更新をたのしみにしています」といっていただきました。瞬間、心のなかで両手をあげて舞いあがっていた猫目です。みなさま。こんばんは。やはり "だれかの目に触れている" という事実はうれしいものですよね。
それだけで(それがあるからこそ)執筆する意義が生まれますし、励みになります。そういう方がいてくれるおかげでこうして書きつづけていけるのだということを再認識したところで、本日の本題です。
休日の執筆スケジュールについて
とつぜんですが、みなさまは休日どのようなスケジュールで執筆をさなっておりますでしょうか? 猫目の場合は基本的に夜に集中して書くスタイルを取っていました。そう、これは過去形です。
じつは
今の猫目は、夜ではなく、朝早く起きて午前中から夕方にかけて執筆スケジュールを組んでいます。
ところが
朝イチはともかくとして、昼、午後、夕方になってくると頭がだんだんふやけてきてしまいます。もちろん合間に休憩をはさんでいるのですが、これがなかなかうまくいかない。昼寝と称して横になると待ちかまえていた睡魔によって平気で1,2時間は眠ってしまいます。
途中で無理やり起きようものなら、よけいに疲弊を感じてしまって執筆が捗りません。そんな時こそノンレム睡眠を利用したアラームが有効に思えまずがそれでもやっぱりスムーズに進まない時があります。
どうしてでしょうか?
それは
猫目が長いあいだ夜に執筆をしていたという事実が関与しているように思います。
無理にスケジュールを組む必要性
そもそもですが
夜に書いたほうが捗るということがわかっているのに、どうしてわざわざ昼へスケジュールをシフトする必要があるのか。すこし考えてみました。
これまで数年のあいだ、夜に書いたものとその速度(文字数など)は記録しています。そのデータからしてもあきらかに昼に執筆をおこなうよりも夜に書いたほうが効率がいいという結果が出ています。
なのに、なぜ昼へシフトしようとしたのか?
理由は2つ。
1つは単純に夜遅くまで起きているのは健康に悪いのではないか、と思い返したからです。
もう1つは、試してみたかったからです。実験といってもいいかもしれません。というのも、小説やシナリオ以外の執筆物(WEB記事など)にかんしては昼間でも充分に集中して書くことができているのです。
なので、小説も昼間に書けるのではないか?
という単純な疑問が生まれたわけですね。
そして
じっさいに昼スケジュールへ実行してみた結果・・・
やはり「小説を書くのは夜がベスト」という答えにたどり着きました。
夜のほうが有利だという事実
では、つぎになぜ夜に執筆をしたほうが捗るのかという理由について考えていきたいと思います。
やはりこれも
小説やシナリオなどにかぎったことなのですが、物語を執筆していくことはもはや思考というよりも感情に比重がよせられます。猫目の場合は昼より夜のほうがより感情が豊かに動きます。
それは
「夜が好きだから」という心理的理由もふくまれていますが、ほかにも物理的要因があります。
たとえば、夜は暗いという事実。
猫目が住んでいるところはとくに夜が暗いんです。電柱の非常灯や、遠くのコンビニの灯りがあるくらいで、ほとんどが暗闇。おかげで星がきれいに見えます。
暗闇って一般的には怖いイメージや陰気な印象が強いと思うんです。夜のイメージカラーは黒。だからこそというべきでしょうか。黒いキャンバスにはどのような絵だって描けてしまうんです。
ん?
ちょっと違いますね。黒いキャンバスを破ることでそこに絵(世界)が見えるてくるんですかね。
猫目は、たまに電源の落ちたまっくろなテレビ画面をながめることがあります(傍から見たら完全なる不審人物です)。その黒い画面に映るのはもちろん小説で登場するキャラクラーや、その舞台。
しかし、画面を見つめていると少なくとも5分でスコティッシュのお猫様という邪魔者(失礼)がはいります。
そういう時こそ、窓の外をながめるが有効です。夜は色がはっきりしないだけに幻想的です。すべての輪郭があいまいになるこの時間帯こそ、物語が躍動するのに欠かせない限られた時間といえます。
くわえて、夜は静かだということ。
あたり前かもしれませんが夜は本来、寝る時間です。みんなが寝静まったこの時間こそが猫目にとっての黄金タイム。今なら夏の虫たちが鳴く声だけを聴いて執筆ができます。つまるところ集中し放題です。
たまに自動車の車輪がアスファルトをかすめていきますが、それはそれでまた良い音です。夜でないと正確に聞き取ることができない音でもあります。
もちろん
昼間は昼間でにぎやかでいいなと思います。しかし、こと小説の執筆にあたっては夜にしか得られないものがあります。
ちいさい頃から夜がスキ
子供の頃、猫目は決まって夜の9時にはふとんにはいっていました。両親は時間にとてもきびしく、10分でも時間が過ぎたらカンカンです。それは健康志向だったことも加味されているかもしれません。」
そうして小学生の猫目は毎晩(お正月を除く)、午後9時にはまっくらな和室でまぶたをおろしていたわけです。
とはいえ
正直、夜9時になったからといって、すぐに睡魔がおとずれるわけでもなく、猫目は暗がりのなかで天井や押しいれを見つめてはえんえんと妄想にふけっておりました。
それはほんとうにいろいろな妄想です。森や、そこに棲むどうぶつたちの宴といったファンタジーなことから、世間を騒がせている人物の朝ごはんといったリアルなことまで、とことん妄想をして愉しんでいました。
ひょっとすると人生でいちばんたのしい時間は「妄想する時間」なのではないかとさえ思ったことがあります。
それくらい妄想に妄想を重ね、さらに、そこへあらたな妄想をかぶせるといった妄想オタクのような日々を過ごしていました。
そして
こうした妄想をするのは決まって夜でした。夜はステキな時間です。嘘や真実がごちゃ混ぜになって溶けていく特別な時間。
そんな経緯もあって猫目は夜がスキです。だから、今でも夜に心が活発になるのかもしれません。
しかしそれは、朝と昼そして夕方があるからに違いありません。
いくら夜がスキとはいっても、ずっと夜のままだったらさすがに参ってしまいます。「夕方が終われば夜になる」「夜が終われば朝がやってくる」からこそ夜という限られた時間がより価値あるものになっているのではないかと思います。
そんなわけで猫目はこの価値ある夜に物語を紡いでいきたいと思います。
みまさま!
本日もさいごまでお読みいただきありがとうございます。さて、来週の土曜日なのですが、ひさしぶりに「どうぶつ」関連の記事を書こうかなと思っております。
最近
自分でもびっくりするほど、どうぶつの記事がなかったので来週から1か月くらい「どうぶつ」にしぼって記事をあげていこうと思います。
具体的には
・マイクロブタ
・ポニー
・ハムスター
・リス
・わんにゃん
・魚
などなど動物の知識やエピソードだけでなく、施設などの紹介も兼ねていこうかと思っております。ので、ぜったいに読んでくださいね。(笑)