枝豆の葉っぱ落とし栽培の結果2
前回の投稿に続き枝豆のレポートをしようと思う。
今回の収穫はワクワクである。なぜなら、収量が多い株をとるからだ。豆のふくらみぐあいからそろそろいいだろうと思った。前回の検証にもとづいて莢の多くついている株をさっそく収穫し、さやの数を数えた。
トータル「259」のさやがついていた。申し分ない収量だ。内訳は豆1つ入りのさやが「21」、2つ入りが「205」、3つ入りが「33」という結果だった。すばらしい。
洗面器にまとめるとこんなボリュームだ。なぜ洗面器かって?そこにあったからだ。
さて、前回の記事で言及していた丹波黒大豆と僕が使用した毛豆とを比較してみたい。
丹波黒大豆とは?
原産地は中国。栽培地は丹波地方。特に兵庫県が生産量日本一。色は黒で大粒、極晩生種で生育期間が長く手間がかかる。通常の大豆と比べて大きく育ち、分枝も横に広がることから倒伏しやすい。元肥10a当たり窒素2kg、リン酸・加里を8~10kg程度使用。たい肥は10a当たり500~1000kg。
収量は少なめ。(反当りで一般的な黒大豆の250kgに対し、丹波黒は130kg)
大豆の食感はやわらかく粘りがあり独特の甘みがある。煮豆によく使用される。
毛豆とは?
青森県在来の枝豆。主に津軽地方で栽培。一般的な枝豆に比べて、収穫時期が9月下旬と遅い。やせた土地でも育ち、病気にも強い。
収量は比較記事がないため不明だが、ほかの枝豆と(湯上り娘・青豊など)比較しても少なくはないという実感がある。
金茶色の毛で覆われ大粒で甘くコクがあり、栗のような食感が特徴。
葉の状態
毛豆の葉っぱを落としたのが7月24日である。
そしてその19日後の8月12日の毛豆が以下の写真だ。
ほぼ葉っぱが再生している。ちなみに摘心もしている。
まとめ
葉っぱ落とし栽培は効果があったと思う。ただし、株によって差が出たのはたしかだ。これから、その効果が最大限引き出せるようなやり方を試行錯誤して追及したいと思う。ここで葉っぱ落とし栽培レポートは終わりにするが、探求心に終わりはない。これからも、いろいろなことを探求していこうと思う。
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