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【第7回】再生医療等製品ステミラック注とは?その2


【薬価】 14,957,755 円(1 回分)

これがステミラック注1回の値段です!もう俺にはこの金額の意味がさっぱりわからないのが1番でして、なんで?なんでこんなに高いんだ?ってこれに尽きるのよ。


確かにね、こういう薬価の算定ってめちゃくちゃ細かくしっかりとしているんだけど、これには納得いくものが全くない。
基本的に薬価はお国が最終的には決めるものですが、そもそも、お国に提出してる情報が問題なのかは分かりませんし、俺ごときが可否を言う立場にはないし、言ってイジメられるのは嫌だからオブラートに言いますが・・・
製造にどうやったらこんなにお金がかかるんだ?
確かに限定市場でもあるし研究費などもかなりの費用はかかっているのは理解しますが、そもそも自己骨髄由来幹細胞を製造するのに(製造・培養)100万円は掛からないし、骨髄液の採取だって高くても数万円だし・・・・

しかし算定にて14,957,755になったのだから理解するのだが、ちょっと前にステミラック注の生みの親であるニプロ様の社長様がとある情報媒体に
「製造原価は3000万円かかっており、1500万円の薬価ではペイしない」ことを明らかにした上で、「製造方法を見直して、原価をどこまで下げられるかが課題だ」と強調した。さらに「今の製造方法では黒字にはならない」と言ってらっしゃるからもうびっくりした!

挙句に年間製造能力が100検体しかないと言っておられる!
困っている患者にこの治療を本気で提供する気があるのだろうか?ってなってしまうのは俺だけでしょうか・・・
この温度差には疑問しかないです。


確かにこのステミラック注はニプロ様と札幌医科大学様が主導で臨床研究などがやって進んできているのでしょうが、俺自身も最近知ったのですが数多くの大学様も少なかれ関連しているようで、かなりの研究費用もかかっているのはわかるのですが・・・
やっぱり14,957,755 円(1 回分)はないだろう〜まして3000万円・・・?

今回はこの辺にて・・・・全然・・・オブラートになってない・・・

次回はステミラック注の闇をその3で書きます。

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