繊細な人ほど 「私って鈍いんです」 と思っている件について。
昨日は繊細さをおもしろがるための
「かんじるをひらくオンラインクラス」でした。
とても細やかで優しい感性をお持ちの方々が参加してくださり
皆でとても粒子の細かなエネルギーを感じ合い、分かち合うような、心地良い時間。
HSPやエンパス等、繊細さんについてのお話をしていると時々
「私って鈍いんです。 だから繊細さんじゃないと思うんですけど、
なんか共感します。」
と言ってくださる方がしばしばいらっしゃるんですけれど。
この場合ね、結構な割合でHSPやエンパスに当てはまる方がほとんど 笑
繊細さんでなければそもそも共感しないと思ふのですよ奥さん。
もしよかったらネットにたくさん転がっているHSP診断でも受けてみたらいいよ。
※たまたま見つけたサイトです↑ ひとつの参考までに。
どうだった?
noteでは重ね重ね書きますが
わたしは別に「HSPだからこう!」とかいう分類とか決めつけをしたいというわけではない。
だけどもしも「どうして人と同じ様にできない・感じられないんだろう」と悩んでいる人がいるのならば。
繊細さは直さなきゃいけないとことではなくひとつ特性であり、才能や喜びにほかならないんだよ。そう知ることから、世界の見え方や可能性は変わっていく。
それがわたし自身ももっと受け取りたいところであるし、
共感できる方にはぜひともシェアしたいことでもあるから。
さて。話を戻します。
繊細な人ほど 「私って鈍いんです」 と思っている件について。
ここで何がそう思わせるのかをちょっと分析してみましょう。
というのも、わたし自身が「私は繊細さんじゃない」と思っていた時期があったから。というよりもそもそも興味がなかったのもあるのだけど。
わたしの場合ということでざっくりと分析してみると
繊細な感性を持っている人は外界の刺激、相手の感情やエネルギーの変化に敏感。
すぐに自分よりも外側に意識の矢印が向かってしまう。(これはもう習性のようなもの)
危険察知能力が高いため、ある意味未来への不安に陥りやすい。
↓
「今ここの自分」以外のあちこちに意識が向く
気があちこちに散らばる・自分の中はスカスカになりやすい
人の感情に共感しやすいため、自分と他人との境界線があいまいになりやすい。
↓
自分が思っているのか相手が思っているのかの区別がつきづらい。
まとめると、元々の繊細な感覚のセンサーを常に外へと向けている状態な上
自分が本当にしたくてしているのかどうかよりも先に
相手の気持ちや喜ぶこと、その場が波立たないようなことをすぐキャッチして動けちゃうので
自分が今ここで何を感じてるのか、
本当は何がしたいのか
何がしたくないのか
それがよく分からない=私って鈍いんだ!
さらにHSPは人よりも深く、表面だけでなく本質を捉えようと考える傾向がある。
そのため色々と考えて考えて、ごちゃついてくるために
私は感覚よりも思考タイプなんだ!
完全にそんなふうに思ってたのが10年ほど前までのわたし自身です。
こういう人、いない?
感覚の繊細さを持つがゆえに、鈍くなっている。
あなたが鈍い、感じるとかよくわからないと思っているのは
実はこういうことが理由だったりするかもしれません。
だからこそ、求める。
わたしたちは本当は
感じる器や感じる喜びというギフトを持って生まれてきた。
だからこそ、わたしも
外へ外へと意識が向いて、自分自身へ鈍くなるほどに空虚感や不安定感を感じるし
だからこそ「かえりたい。もどりたい。感じたい。」と渇望していたのだと思う。
外じゃなくて。内へ。
最大のギフトを
自分を責めたり、バツをつける材料じゃなくて
最大限の喜びとして享受していこう。
そのためのヒントや
自分自身が繊細さんだからこそ気づく「かんじる」の活用法などをお伝えしています。
かんじるをひらくオンラインクラス
次回は8/24です。(少人数制の単発クラス・何度でもご参加いただけます。)