”内側の感覚”という言葉の認識がズレていることがある。と気づいたお話。
「内側の感覚」を感じましょう。
そんなフレーズがあちこちで提唱される昨今。
私もこのような言葉をよく使うけれど、
この”内側の感覚”という言葉の認識がズレていることがある。と気づいたお話。
例えば朝一番に窓を開けた時。
あなたは何を感じるだろう?
開けた途端冷気が入ってきた。
頬が冷たい。
風がスーッと肌を撫でる。
日光に照らされて眩しい。
うんうん、それも感じてること。
だけどもう少し奥側、中側の感覚にフォーカスしてみて。
外側の刺激だけじゃなくて
そのとき「内側で起こっている変化」に着目!
空間がふわっと広がる感じ?
停滞していたところに新しい流れが入ってくる感じ?
光のエネルギーが満ちていく感じ?
目が覚める感じ?
心がオープンになる感じ?
人によって感じ方は様々だけど
むしろ言葉では表せないような繊細な「感じ」を受け取っているはず。
専門的な言葉で表すと、前者を外受容感覚、後者を内受容感覚と言います。
私にとってはこの内側の感覚こそが!!!
気持ちいいし、色とりどりだし、感じることって楽しいなぁと思わせてくれるそのものだと思っているし、私が感覚マニアを名乗っている所以なのだけど
多くの人にとって「内側を感じる」という言葉は外受容感覚で止まっている人が多いことに気づいた!!!衝撃!!!
瞑想や様々な感じるワークは、この内受容感覚を鍛えるためのものでもあると思っています。
だけど、瞑想やワークをしているときは心地よくても
それ以外の日常は色褪せていると感じるのならば・・・
私自身も取りこぼしている豊かさがたくさんある。
当たり前の日常をもっと噛み締めたい。
そんな思いから今年の感覚マニア実験室(オンラインサロン)での大きなテーマは
「かんじるくらし」
誰もが当たり前に過ごしている暮らしの中で使える感覚実験を通しながら
生きる感度を育んでいきます。
日々、当たり前にしていることを
ただの「動作・作業」にするのか
豊かさあふれる「かんじるじかん」にするのか
では
日常の幸福度がグンと変わってくるとは思いませんか?
ちょうど、今年から実験室に入ってくださった方が
こんなコメントをくださいました。
こちらこそありがとうございます!
謙遜されていますが、オンラインクラスの90分たらずの時間の中ですら
感じ方がどんどん深くなられて気づきもたくさん。
本当に、実は感じているけど気づいていなかったことというのがたくさんあるのだと思います。
そして書かれているように「私は〇〇が苦手」という前提も全て過去の思い込みだったりすることも。私もたくさんありますが、それに気づく度に瞬間瞬間に出会っていこうと意識を変えると、全然そうじゃなかった!と気づくこともしばしば。
日々の生活の中で苦手だなぁ、面倒くさいなぁ、もっと感じる時間にしたいなぁと思っている作業やシチュエーションはありますか?との問いに
洗い物・料理・掃除・子供と過ごす時間、畑に行くまでの時間などなど
様々なコメントいただきました。
これらを淡々と無になってやるというのもひとつの策だとは思いますが
(外受容的五感を感じながらやるというのはそんな感じ)
それらをただの「作業」ではなく楽しみ味わえる「かんじるじかん」にするヒントは、この「内側の感覚(内受容感覚)」に気づきながら過ごすことにある。
オンラインサロン「感覚マニア実験室」では
定期的にその日に合った「かんじるじかん」のガイド配信を行うことで内受容感覚感覚を育んだり、
暮らしの中で使える感覚実験を通しながら生きる感度を育んでいきます♪
▶ https://www.reservestock.jp/conclusions/16486