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いつでも出ていけ!

昨夜YouTubeのおすすめにある曲が出てきました。

♪「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」(Everytime You Go Away1985年ポール・ヤング)

知ってる方は同世代すね!

私はこの曲を聴くとある切ない思い出が蘇るのです。

20代の頃、ひと月ほどかけて東南アジアを一人旅していました。

学生の貧乏旅行ですから、宿屋も一泊日本円にして千円程度のところばかり。

重いリュックを背負い宿屋に行き、値段交渉して泊まるスタイル。

旅の終盤を迎え、私の疲労もピークに達していました。

何しろ食べ物がどれも受け付けない。唯一”焼き飯”だけが食べられるという過酷なもの。

最終目的地であるインドネシアのジャカルタに到着。あまりの暑さに息も絶え絶え。

ようやく目指す宿屋に到着。

そこで宿屋のおばちゃんと値段交渉。ところがそこで衝撃の事実が発覚!それは…

おばちゃんは英語が話せないのです。私はインドネシアの言葉はわからないし…

こうなるとどうしようもないのです。
そこで私のとった方法とはいったい!

数字を紙に書いて交渉。
数字は万国共通ですもんね。

肉体的にも精神的にも疲れきった私は、安宿のベッドに身を横たえたのでした。

その時、ラジオから流れていたのが…

♪「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」だったのです。

心に沁みる良い曲なのですが…

詩の内容は「いつでも出て行って良いぞ」と連呼しているのですから、

私は招かれざる客だったということか?などと思ったのでした😅。

あれから30数年の時を経て、ジャカルタのあの熱い空気に触れたいと、少しだけ思うのです。

『落(お)つる汗(あせ)ジャカルタの宿(やど)リュック置(お)き』ぜん 於箱根神奈川 20230319■

『落(お)つる汗(あせ)ジャカルタの宿(やど)リュック置(お)き』ぜん 於箱根神奈川 2023031■インスタグラムでもっと見る→

[Photo Haiku] Every Time You Go Away…

Last night a song came up in my YouTube recommendations.

 "Everytime You Go Away" (Paul Young, 1985).

If you know this song, you must be from my generation!

"Sweat falling down. Jakarta's inn. Leave my backpack behind." Zen at Hakone Kanagawa 20230319■

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