”みつろう”ってなに?
「みつろう」ってご存知ですか?
言葉を聞いてもパッと思いつかないかもしれません。漢字では「蜜蝋」こんな感じです。
みつろうはミツバチの巣を構成している
蝋(ロウ)を精製したものです。
みつろうは古くからロウソクの原料として使われたり、木材の艶出しやコーティングの材料とされたり肌に良い成分を含んでいることから化粧品の材料として使用されてきました。
近年"みつろう"は
世界中で話題となっている
「サスティナブル」の観点から注目を浴びている
「ミツロウラップ」の原材料として
一躍有名になりました。
それでは現在みつろうは
どういったことに使われているか
ご紹介いたします。
1⃣ ロウソク
現在の一般的な蝋燭はパラフィンという
炭化水素化合物を原料に作られています。
パラフィン製蝋燭の融点を上げる目的でみつろうを混ぜることもありますが、
パラフィンが発明されるまでのヨーロッパでは教会で使われるロウソクの原料としてみつろうが頻繁に用いられていました。
2⃣ ミツロウラップ
みつろうラップは
サスティナブル、SDGsといったワードと共に
注目を集めているアイテムです。
人間の体温を利用することで簡単にやわらかくなりラップ自体が冷えることで粘着力が増して
密閉保存ができるというものです。
使用後は中性洗剤を使って水洗いし
乾燥させることで再利用することが可能です。
従来の使い捨てラップと比較すると
環境負荷や原料共有という部分での持続可能性の面で非常に優れており注目されています。
3⃣ クリーム・口紅
一般的にみつろうの用途として広く知られているのはハンドクリームやリップクリーム・口紅といったスキンケアアイテムの原料です。
みつろうは成分を均質化したり、
分散化させて安定させるなど安全なだけでなく、
乳化剤としても優れた効果を持っています。
そのため肌や唇などを保湿してくれるので
柔らかい状態を保ってくれます。
4⃣ 木材の艶出し
みつろうは家具に使用される保護塗料のケア用として木製家具のツヤだしワックスに使われています。
天然の原料を使用しているので自然志向のワックスで、家具・本棚・床など幅広く使うことができます。
みつろうを塗ることによって
乾燥によるヒビや割れから守るだけでなく
自然な味わいのツヤを与えてくれます。
以上、みつろうについてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
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