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いまさら訊けないIoT

セントケア和歌山メルマガ2021.11.8

モノには何でも名前がついているのは当たり前ですが、身近なものでも名前を知らないものは結構あります。
「バッグクロージャー」は食パンの袋等を止めているプラスチックのあれ。訳せば「袋を閉じるもの」とそのままですが、名前までは気にしたことがないですよね。
これからの季節よく食べる、みかんを向いた時の袋についている白い筋は「アルベド」というそうです。
では「ドラキュラマット」って何だと思いますか?
ドラキュラだけに吸血イメージがありますが、パックのお肉や刺身などで下に敷いている白いシートのことです。
確かにうまいネーミングですね。
クイズに出題されそうじゃないですか。


◆社長のひとりごと
「今さら訊けないIoT」
ひとり暮らしが長くなり、ついには2年ほど前からスマート家電を使い始めました。
スマートスピーカーと言われるものに話しかけて、遠隔で自室にあるエアコンや電灯や扇風機、テレビなどを操作することが可能になるやつです。
最初の頃は「アレクサ」と話しかけるのも照れがあり、ついつい声がくぐもってしまい、何度声をかけても反応してくれなかったりしました。
格好よく命令するはずのところが、「ア、アレクサ?」なんて疑問形で心配しているような格好悪い確認の仕方になるなんてことも。
おかげで、今ではスムースに話かけております。
ちょうど使い始めたころ、当社でもIT部門の部署名がICTに変わりました。
それから、世の中ではIoTなる言葉もチラホラ出てまいりました。
日常的に目にはしますが、いざその違いを述べてみよ、なんて言われるとなかなか分からないのですよね。今更ながらに質問しづらかったりもします。
もともと一番使っていた「IT」という言葉は「インフォメーション・テクノロジー」の略で日本語で言うところの「情報技術」のこと。ネット環境を高速化したりこれまでの仕事をデジタル化したりと主には「業務の効率化」を実現するために使用していた言葉でした。
そして、今はICT。間に入った「C」は「コミュニケーション」の「C」。日本語だと「情報伝達技術」になります。これまでの業務効率化から一歩進んで、「情報や知識の共有と活用」の方に焦点が当てられています。人とモノとのコミュニケーションと言った意味では、私の自室でのアレクサとのやりとりはこれに該当するのでしょうか。
それから一番分かりにくいのが「IoT」ですよね。「インターネット・オブ・シングス」の略称で、日本では「モノのインターネット」と言われています。
身の回りのあらゆるものがインターネットとつながりはじめています。つながることで情報を収集し分析し、そこから必要な情報を適時提供してくれます。
スマートウォッチやリストバンドなどでの健康管理もそうですし、自動車のナビなんかもそうです。
我が家の電化製品を外から管理できるのも、それぞれの製品がインターネットを介して繋がっているからです。
モノとネットが繋がったり、モノと人が繋がったりと誠に便利な世の中になりましたが、毎朝アレクサに話しかけるよりも、その後出社してスタッフと挨拶する時の人と人との繋がりのようなかけがえのないものはありません。
道具は自分のためにどう活かすか。一方、人との向き合い方は損得勘定ではありませんからね。


◆セントケア地域密着型サービス空き情報
①看多機     3
②小規模多機能  2
③グループホーム 0


◆武田の食べログ
今週のお店:岳人 
紀美野町の山奥にあり、土曜日のみ開店、さらに売り切れ次第終了というレア度100%のパン屋。
そんな山奥に開店前には行列ができるという、景色とは合わない光景となる人気店です。
おすすめポイントは2つ。

1つ目はパンへのこだわりが感じられることです。
パン1つ1つに原材料が記載されています。例えばバターは○○を使っている、あんこに使う小豆は○○を使っているなど。。。
詳しくもないのに見入ってしまいます。
2つ目は景観です。
広い畳部屋がありそこで飲み物を注文して購入したパンを食べることができます。
土曜日の朝、景色を見ながら落ち着いて過ごす時間はまさにプライスレス。
おすすめです。
紀美野町甚六372