社長・一倉定先生
セントケア和歌山メルマガ2021.8.16
さて、なんとなく思い込んでしまうということはよくあるものです。
ビックカメラという家電量販店の会社があります。
♪ビーックビックビックビックカメラ♪のコマーシャルでもおなじみです。
このビックカメラ、「BIG CAMERA」だと思っていませんか?
看板をよく見ると「BIC CAMERA」となっています。
「ビッグ」ではなく「ビック」、「BIG」ではなく「BIC」です。
外見だけでなく中身も大きいという意味の英語の方言「BIC」を使っているそうです。
目にする機会があればチェックしてみてください。
◆社長のひとりごと
「一倉定先生」
これまでもこのコラムにおいて何度かお名前を出しております「日本のドラッカー」と称される先生について。
もうお亡くなりになられていますし、残念ながら直接お会いしたことはありませんが、私の師匠の師匠ですし、遺された動画や音源などで熱を帯びたお声を聴くたびに、背筋が伸びる思いがします。
当社の骨子にもなっていますが、一倉先生のお墓には「顧客第一」「環境整備」「経営計画書」の3つが刻まれています。
これもお墓に刻まれているという「社長コンサルタント」という言葉ですが、その生涯を通じて1万社を超える企業の社長のみに指導をし続けてこられた方です。
なぜ、社長のみにしか指導をしてこられなかったのか。
それは、会社が生き残るための決定をするのが社長であり、その全責任を担っているのが社長であるからです。
一倉先生ご自身、数々の転職をされていますが、企業のトップが「生き残るためにこれだけはやってくれ」という指標を示せない組織では、一部門の責任者がどれだけ最高の仕事をしたとしても、事業の存続は難しかったということです。
現場が「できる」と言った実現可能な最大限の目標よりも、トップが決めた「これだけはどうしてもやらなければならない」という生き残るための条件を満たしている最低限の目標の方が優先事項であり、そこにギャップがあるのであれば、不可能を可能なものにするために「どうすればよいのか」を考えて実行することがその企業に所属するメンバー全員の役割となります。
先生の有名な言葉があります。
「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。」
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。」だから指導先の社長が責任を部下のせいにしようものなら、その時点でドカンドカンと大きなカミナリが落ちていたそうです。
それは当社においても同じです。
事業の存続という目的において、未来への意思決定をする立場が社長であるからこそ、その人間にしか指導する意味はないし、その覚悟や資格のない社長には指導はしない。
間接的にではありますが、一倉先生の教えは脈々と受け継がれています。
今もダメな決定をするたびに、師匠より先生と同じ言葉を投げつけられる私がいます。
◆セントケア地域密着型サービス空き情報
①看多機 3
②小規模多機能 1
③グループホーム 0
空き数には変動があります。まずはご相談ください。
◆武田の食べログ
今週のお店:達人村(たっとむら)
有田インターを降りて山に向かって車で5分、達人村があります。
売りは豚肉を使用した料理。どうやら一昔前に流行ったテレビ番組、どっちの料理ショーで紹介された【和歌山産の銘柄豚】を使用しているようです。
かつ丼と悩みに悩んで決めたのはとんかつ定食です。
手入れされた素敵な庭があるこのお店。待っている時間も楽しめます。
銘柄豚で比較的値段も安いので量が少ないかなと思っていましたが、意外にも肉厚。
塩とじゃばら?が入ったポン酢でいただきます。
お肉は柔らかで食べやすい、脂身は意外にも【じゅわ】ではなく【さくっ】としていて口に残らず不思議な感覚でした。
思ったより気軽に行ける場所にあります。
ぶらりとんかつを食べに有田までいかがですか。
有田郡有田川町下津野2104-1