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成果について

セントケア和歌山メルマガ2022.1.11
正月気分も抜ける時期となりましたが、コロナの感染が広がりつつあります。
私たちが気を付けることは基本的に変わりませんが、気の引き締めが必要ですね。
さて、美容家のIKKOさんがエッセイの中で、人生を明るく生きるために辞めたことが紹介されていました。
いつも明るいIKKOさん、当然苦労は人一倍あったと思いますが、なるほどです。
①悩む時間は背負い投げ
②ぼーっとする時間を恐れない
③間違ってはいけない、失敗してはいけないはダメダメ
④孤独な時間を過ごすことは否定しない
⑤変なプライドは捨てる
つまり自分は自分、他人は他人、人からどう見られるかはどうでもいい、という気持ちを持っておくこと、ということですね。
みんな違ってみんないい、です。


◆社長のひとりごと
「成果について」
事業を運営する上で、会社の内部体制自体には成果というものは存在しません。
成果は全てお客様によって得られます。
このコラムでも何度も触れてきましたが、介護というこの仕事においての成果とは、健康に問題のある人の「状態を回復すること」「今ある機能を維持すること」「最期までひとりの尊厳のある人間として向き合い続けること」であり、その目的を周囲のご家族や関係機関の皆様と共有することで得られる結果です。
会社の内部に成果はないとすると、それでは内部体制の組織とは何のためにあるのか。
それは、お客様の要求を満たすために存在しています。
もっと言うならば、サービスを提供するスタッフたちがお客様の要求を満たすことができるような体制を構築し、更にその体制をより良く変えていくために内部体制組織というのは存在しています。
ですから当社においては、お客様から得られる成果のためにならないようなマイナスの言動や指示があったとしたら、誰もが声を大にして「それはおかしい」と申し出ていいという方針があります。
社内の役職者の肩書というのは、目的に対してその機能と役割を明確にするためにあります。
目的のために機能と役割が果たせていないのであれば、現場からの声に基づいて、改めていかなければ成果に結びつけることは難しくなります。
「長」とつく肩書を持つ人は偉いわけでも何でもなく、責任を果たすためにその立場にあります。
そして、「長」を選ぶ実際の人事権は、成果を上げるために日々使命感をもってお客様に向き合ってくださっている現場の人たちが持っています。
この原則を理解していない企業の重役たちが、理不尽な要求を部下に強いたり、お客様やスタッフそっちのけで個人の利益を優先するような判断や行動をして、日々ニュースを賑やかせて自社の社員や世間から顰蹙(ひんしゅく)を買うのだと思います。


◆セントケア地域密着型サービス空き情報
①看多機     4
②小規模多機能  2
③グループホーム 0
年末年始の入院やご逝去で空きが出ています。在宅でのプランが厳しくなってきた、そろそろ施設入所も考えたい、そういう方はまず小規模多機能や看多機をご検討ください。


◆武田の食べログ
今週のお店:鶏魚きっちん けんしろう
名前に鶏、魚とあるように鶏料理、魚料理はもちろんのこと、牛肉にもこだわっていて飽きのこない居酒屋です。
おすすめはたくさんあるのですが、1番はなんといっても刺身・牛刺盛り合わせでしょうか。
新鮮な魚のお刺身と低温熟成(と書いていた気がします)された牛刺がなんと計10種類。
必然と取り合いのドラフト会議が始まります。
私が獲得した物は、あかっぽ、鰹、ランプ、イチボ、牛タン、牛モモの6種類をゲット。
特に美味しかったのは、あかっぽとランプでした。
あかっぽはコリコリとした食感がありつつも、しっとりとしていて脂の旨味が感じられます。
ランプ肉は赤身とサシが絶妙で、口に入れるとすぐに溶けてしまいます。
お酒の種類も豊富で帰りは千鳥足でした。
飲みすぎには注意ですね。
田辺市湊2番7号 駅前センタ-ビル1F106号


◆セントケア和歌山相談室(ケアマネジャーより)
Q.利用者様が亡くなりました。ご家族から亡くなったら自動で銀行等の口座が止まるのではないかと相談がありました。いろいろ支払いが残っているのですがどうなのでしょう?
A.亡くなったら自動で口座が止まる(凍結)するわけではありません。そもそも亡くなったという死亡届の情報が、民間の金融機関に提供されたらそれは個人情報の点からも問題です。
口座が凍結するのは営業等で職員が耳にしたり、家族からの情報によるものです。
なので亡くなったからといってすぐにお金が下せなくなるわけではありませんが、遺族によって速やかに手続きをした方がいいと思います。
昨年7月から法律の改正で、亡くなった人の相続預貯金を遺産分割前でも一定額おろせる払い戻し制度ができました。
どうしてもすぐに必要な場合は金融機関にご相談ください。