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【プレビュー】第5節vs長崎ヴェルカの展望を吾輩が語る記事🐱🏀

アウェイ九州3連戦の緒戦を苦しみながらもモノにしたジェッツだった。

しかし次の相手は…


な が さ き。


わかんない…
もう、わかんないよ…長崎(あなた)を信じてもいいのかどうか…。

だって、去年までのあなたはこんなんじゃなかった!

FG試投数リーグ5位のハイペースな殴り合いスタイルで平均得点8位の攻撃力が素敵だった…速攻から走ってイージーバスケット奪ってたから、アシストだってリーグ6位の19.5本もあったよ…?

その分平均失点がリーグ4位、平均ターンオーバー数がリーグ5位っていう荒削りさもかわいらしかった。


でも、それが今シーズンは何…?

確かにまだ7試合しかしてないよ?だけど…
・得点19位(72.4点)
・失点22位(69.7点)
・FG試投数24位(57本)
・アシスト数22位(14.6本)

って…
こんなの君らしくないよっ…!(強ビンタ)



◯ 昨シーズンからの変貌ぶりがすごい


いや、長崎の昨シーズンと比較しての意味わからん変貌ぶりに吾輩は戸惑っている。

得点も下がってるが、それ以上に失点の減少ぶりがハンパない。そしてなんと平均FG試投数は57本、平均リバウンド数は31本でそれぞれ最下位だ。

そこで吾輩は仮説を立てた。

なるほど、これはきっと新HCの方針によって一気にスローテンポなスタイルのバスケへと転換したのかもしれない、と。

自分たちがオフェンスに時間をかけてスローテンポなバスケを展開すれば、必然的にお互いの攻撃回数は減るのが道理だ。

それならば平均FG試投数、平均失点、リバウンド数のどれもが減っていることの説明もつく。

ふむ、マーク・スミスの加入でしっかりハーフコートバスケが展開できるようになった影響かな。

どれ、前節の大阪vs長崎の試合を見て吾輩の仮説を立証してみるか…


◯ 速攻出しまくってて草


長崎vs大阪の配信を観た吾輩は目を疑った。

そこには、初っ端からスティールからの速攻やアーリーオフェンス出しまくってイージーバスケットを量産しまくる、去年と変わらない長崎がいた。

焦って不用意なTOを連発する姿もあの頃のままだ。

よかった…長崎ちゃんは変わってなんかいなかったんだね…


◯ たぶん、こういうこと


こんな感じで、チームスタッツから推測されるチーム像と実際に見たプレイスタイルが一致しなさすぎて頭おかしくなりそうな吾輩だ。

座敷女の正体が昔いじめてた女の子だと思ってたら全然違ってたとわかった時のホラー味すらある。

ただ、よくよく考えたら別に不思議ではない。

まだ7試合しかこなしてないうえに各チームの対戦相手は同じでないのだから、双方の攻撃回数が数値の大小に直結するようなスタッツは、相手チームのオフェンスペースがどうなのかによってもかなり変わってくるはずだ。

現段階では、チームのプレイスタイルを把握する材料としてチームスタッツを参考とするのは早計だったのかもしれない。反省なのだ。



◯ マーク・スミスは警戒アラートMAX


今シーズンの激アツ外国籍No.1候補がこのマーク・スミスだ。

脳震盪での欠場があったとはいえここまで22.5得点(スリー成功率42.9%)、6.0リバウンド、4.0アシストとかいう鬼スタッツを記録。

彼がいるおかげで昨シーズンまでの課題だったハーフコートからのセットオフェンスも安定してきており、明らかに長崎をワンランク上のチームに引き上げている。

彼がベンチにいる間にどれだけリードを広げられるのかが鍵になるかもと思ったが平均33分くらい出場してて草。

それでも、マークスミス単品ならまだいい。しかしこのチームにはあの男がバリューセットでもれなくついてくるのだ…


◯ BABABOOM!!


マーク・スミスとのコンビで勝負を仕掛けてくる短パン小僧馬場をどう処理するかは本当に悩ましい問題になりそうだ。

平均35分出場で14.7得点と期待通りの活躍を見せており、強力なドライブからのアシストも4.6記録している。

更に始末の悪いことにスリーも33.3%と決して低くない確率で決めてくるのだ。

マーク・スミスとの2枚でペイントに侵入されると相当しんどい。ジェッツの誇る原と田代の2枚で対抗するしかないとは思うが、もしかしたらスミスに原、馬場にホグをマッチアップさせるということも全然あり得ると思う。



◯ AJエドゥの処理に注意


長崎も佐賀と同様に帰化アジア枠で実績のあるビッグマンをロスター入りさせている。

ただ一つ決定的に違うのは佐賀のハレルソンがポップからのスリーを多用してくるのに対し、長崎のAJエドゥはあくまでペイントゾーン特化型だ。

そして、たぶんサイズ的に不利なジェッツにとっては、相手の帰化アジア枠選手に黙々とリバウンドとかプットバックを頑張られることのほうがやりにくいと思う。

吾輩的にはこのAJエドゥの存在感をどれだけ消せるかが、ジェッツが勝利を手繰り寄せる大きな鍵になるような気がしているのだ。




◯ フィジカル野郎ブラントリー


昨シーズンの開幕節では、ジャレル・ブラントリーにいいようにやられてしまった。ガチムチフィジカルを活かしてドライブからねじ込んでくるタイプのPFであり、去年のジェッツはこれに対抗する術がなかった。

まぁかといって今シーズンも同じことされたらそれはそれで対応が難しいのだが、幸い(?)にもブラントリーはけっこうスリーを撃ちたがる反面、成功率は20%台でしかない。

ディフェンスの時にブランドリーがスリー乱発魔になるよううまく誘導したいところだ。



◯ どう勝つか?


①まず何と言っても長崎のハイペースなバスケに巻き込まれないようにしたい。

そうなると、「オフェンスをどう終えるか」が無茶苦茶重要になってくる。

相手に走られないためには、まずライブターンオーバーを減らしてポゼッションをしっかりとシュートを撃ちきって終わりたいところだ。

②長崎はターンオーバーがまぁまぁ多いチームなので今までたまに試合で見せてきたオールコートのトラップディフェンスが今まで以上に効きそうな気がする。馬場もハンドリングがあまりよくないのはよく知られるとおりだ。

③ブラントリーをなるべくペイントから締め出し、スリーを撃たせるように誘導する。


この辺がポイントではないだろうか🤔


◯ おわりに


今節は絶対に連勝してほしい…!吾輩は去年の開幕節連敗の屈辱を忘れていないのだ。

Go, Jets!!


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