【プレビュー】第14節vs大阪エヴェッサの展望を吾輩が語る記事🐱🏀


水曜の仙台戦は、vs群馬を1勝1敗で終えたことによりジェッツブースターにそこはかとなく生まれた「怪我人が多くてもなんとかなるかも…!」というかすかな希望を粉砕する完敗だった。

疲労も色濃いであろう状況で、中2日でアウェイ大阪に移動しての2連戦に挑む。

くっ…!
絶望しかねぇ…っ!




◯ お、大阪は強いんですか…?


現在の大阪は12勝10敗と、勝率だけを見れば5割そこそこの中堅チームといった立ち位置だ。

しかし吾輩は今シーズン当初の順位予想記事で、大阪が西地区1位になると予想している。

さすがに大胆予想過ぎたかもしれないと少し反省しているが、それだけのポテンシャルを持ったチームだと思っているし、主力のケガ離脱がない限りはシーズン後半からもっと成績を上げてくると確信している。


① クソイケメンエースハシタク

吾輩的に「大阪エヴェッサといえばこの男」というのがハシタクこと橋本拓哉だ。

身長190センチの大型SGとしてドライブ、ミドルジャンパー、スリーポイントとオールラウンドに2ケタ得点できる能力を持ちながら、2度のアキレス腱断裂という選手生命すら危ぶまれる大怪我で直近2シーズンほどはそのスコアリング能力が鳴りを潜めていた。

しかし今シーズンは平均8.6点と、かつてのパフォーマンスを取り戻しつつある。

高身長でバスケもうまくてイケメンときたもんだ。
どうなってんだ神様よ。



② ボンズとかいう接着剤

ムッチャクチャいい選手だ。1家に1台よろしく1チームに1ボンズいるとありがたい、そんな存在だろう。

よく走ってカッティングからの得点を量産し、一方でフィジカルが強くインサイドでも得点できるオールラウンダーだ。タイプ的にはほぼドウェイン・エヴァンスと同じと思っていい。

このタイプの選手はコートの状況に合わせてチームが必要な役割に自分自身を変化させることができる稀有な存在だ。

吾輩が大阪を西地区1位に推したのも、このボンズの存在によるところが大きい。

今シーズンもリーグ6位の平均18.3得点を挙げている彼を止めるのはかなり難しくなってくるだろう。

③ 藤田HCの辣腕に高まる期待

仙台をB1昇格に導き、昨シーズンは決して戦力的に十分でなかったチームを組織的にまとめて強豪相手にアップセットを起こすなど、有能ぶりを存分に発揮した藤田HC。

大阪を一気に強豪に引き上げるか…と期待感が高まる吾輩だった。

…が!

12月に入ってからは体調不良のためにチームに帯同していないのがもったいない。

ジェッツ戦もおそらくルーベン・ボイキンACが指揮を執ることになるとは思うが、早めの復帰を心待ちにしている。


④ 影の実力者木下

この木下という男は決してプレイタイムが多いわけでもスコアリングに秀でているわけでもFG%が高いわけでもない、これといった特徴がない印象だ。

しかし、クラッチに強いというか勝負どころの時間帯でしっかりとショットを沈めてくるイメージがある不思議な選手でもある。

派手さはなくとも、必要なときにはきっちりと仕事をこなす。まさに職人気質。

ちなみに顔と髪型で33歳くらいだと勝手に思っていたが、実はまだ27歳という。
若手やないかい!!


⑤ シャープシューターパークス

アジア枠として今シーズンから新たに加入したのが、昨シーズンに在籍した名古屋Dでインパクトと実績を残したレイ・パークス・ジュニアだ。

高確率のスリーと勝負どころで決めきるクラッチぶりは対戦相手にとって脅威でしかなく、今シーズンもすでに平均15.9得点を挙げてチームの確かな得点源になっている。

今のジェッツはインサイドを攻められると人数をかけて守るしかないので、パスアウトからのスリーを死ぬほどケアしにくい。ゾーンでも敷こうもんならなおさらだ。

なので、この2連戦はレイ・パークス・ジュニアの長距離砲が火を吹くことになるかも知れない。

怖い。



◯ 大阪との戦い方


この2連戦は、大阪への対策云々よりも何よりも「ホグ太郎がコートに戻ってこられるのかどうか」が最重要ポイントだ。

これがどうなるかによって戦い方は一気に変わるだろし、もしまだ出られないのだとしたら残念ながら試合の見通しは相当暗い。

大阪の鈴木達也はディフェンスがかなりいい選手なので、仙台戦同様、富樫はマークを剥がすのに苦労するはずだ。

そしてライアン・ルーサーとヴォーディミル・ゲルンのビッグマン2枚相手にインサイド勝負は望みが薄すぎる。

さらに渡邊も明らかに本来のパフォーマンスを出せていないという状況では、原や金近、田代などのウイングに活躍してもらうしかない。

残念ながら今の弱々インサイドのジェッツではディフェンスをインサイドに収縮させるのは難しい。となればオープンスリーを撃つ機会はかなり限定されるはずだ。

なので原や金近にはドライブを積極的に活用してファウルを誘ったりキックアウトするなりして、大阪ディフェンスの的を絞らせないようにして欲しいところだ。


◯ 終わりに


仙台戦のような不甲斐ない試合はもう見たくない。
勝ち負けじゃない。自分たちがコントロールできるものにフォーカスして集中できるかどうかだ。

Go, Jets!!🐱


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