🔥🥷ジェッツの前半戦を振り返りつつ、後半戦の逆襲シナリオを考えてみる🥷🔥

どうも、🐱（吾輩）である。

Bリーグ2024-25シーズンも折り返し地点を迎え、オールスターブレイクに入っている。

ここまでのジェッツの戦いぶりは皆さんにとってどうだっただろうか？

今回の記事では、吾輩が前半戦のジェッツを振り返って各選手の戦いぶりを勝手に評価しつつ、後半戦の展望を語っていきたい。

なお、記事が長い🥹

いつものように有料記事とさせていただいているが、そこそこの読み応えになっていると思っているので、後半戦開始前までの暇つぶしになれば幸いだ。

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✧前半戦の振り返り

（1）10〜11月

渡邊雄太が電撃加入し、オーストラリアNBLのスコアラーだったDJホグの入団も決定。さらには1万人収容の新ホームアリーナも完成とあって、千葉ジェッツというチームに対する期待感と注目度は過去イチと言っていいほど高まっていた。

そして、実際にジェッツはその期待どおりに勝ちまくった。

開幕節では前シーズンからのロスターをほぼ維持して優勝候補の呼び声も高かった宇都宮を2連勝で下し、その後も11月末までの勝率は0.89（13勝2敗）で東地区の1位をキープ。

開幕2戦目で渡邊がスリーポイントのシュートモーション中に宇都宮：比江島から接触を受けた際のケガでいきなりの離脱というアクシデントがあったことを踏まえると、充分すぎる戦果といえた。

12月には琉球・三遠・島根といった強豪との試合を控え、渡邊も戦列に復帰するであろう中でチームの現在地を知るための重要なゲームをどのように戦うかに注目が集まっていた。

この時点では、あのようなことになるなどジェッツブースターの誰もが知るよしもなかった…。

（2）暗雲の12月〜オールスター前

11月30日の琉球戦から渡邊が戦線復帰して幸先よく勝利を収めたジェッツだったが、翌日12月1日のGAME2で今度はDJホグがケヴェ・アルマからのアンダーカットを受けてのケガによる離脱を余儀なくされた。

そして、この直後に行われた12月5日水曜日の天皇杯3次ラウンドでFE名古屋に勝利した後、衝撃のニュースが飛び込む。

ジョン・ムーニーのインジュアリーリスト登録とジョナサン・ウィリアムズの契約が発表されたのだ。

「インジュアリーリスト入りってことは相当長期化するのか…？」
「ジョナサン・ウィリアムズ…？B2の静岡に居た選手で大丈夫なんか…？」

今シーズンのジェッツの不安材料は「主力にケガ人が出たとき」くらいだろうと思われていたなかで、その不安が考えうる限り最も大きく顕在化してしまったのだ。

また、致し方ないことだが怪我のタイミングも最悪だった。

ホグとムーニーというビッグマン2人がほぼ同時に離脱した12月はほとんどの週で水曜ゲームを挟んでおり、移動などの日数を考えればチーム練習の時間など望むべくもなかったからだ。

なお、ホグの怪我は当初全治2~3週間とアナウンスされていたが12月末の島根戦を迎えても一向に復帰する様子はなく、リーグ戦でのコート復帰は年明け2週目の越谷戦まで待たなければならなかった。

ビッグマンを欠いたジェッツは12月からオールスター前までの15試合を6勝9敗と大きく負け越すこととなる。

この9敗には仙台・北海道・越谷といった下位チームが含まれていることからも、どれだけ苦しい状況だったかがわかる。

なお、この間に菅野ブルースがまとまったプレイタイムを獲得するようになり、そのサイズとアジリティを活かしたスイッチディフェンスが対戦相手の脅威となりえる嬉しいサプライズもあったが今度はその菅野ブルースも練習中の怪我で戦線離脱するなど、12月以降はなぜこんなことになってしまったのかと嘆きたくなるくらいに怪我に泣かされた。

結局、ジェッツの現在地は1位宇都宮から6ゲーム、2位群馬から3ゲーム離されての東地区3位であり、現実的なCS進出はワイルドカード枠かという位置にいる。

それは、シーズン開始当初の期待値からは大きくかけ離れた順位だった。

（3）ロスター編成の評価

ケガ云々は抜きにして、ここまでのロスターを揃えてきたジェッツフロントは非常に有能だと思う。

一部では、「有能な帰化選手を揃えたうえでプラスアルファとして渡邊が加わることで初めて脅威になるのであって、よくわからないアジア人ビッグマンを帰化枠に据えてるのであれば実質的に渡邊が帰化外国籍選手と同じ役割をするだけなので、そこまで強くないのでは？」とする声もあった。

これについては理屈で言えばそのとおりだ。吾輩の勝手な憶測に過ぎないが、ジェッツがホーキンソンなどのベスト帰化選手の獲得争いに負けた結果のマイケル・オウ獲得だったのではないかと考えている。

ただ、渡邊が帰化外国籍選手と同等の活躍ができると判断したからこそアンダーサイズの外国籍であるクリストファー・スミスを獲得したのだろうし、そのへんのフロントの判断も妥当と思う。

ケガでホグとムーニーが離脱して一気にサイズダウンした苦しさから、某巨大掲示板では「最初からクリスじゃなくてストレッチ4のビッグマン外国籍と契約しとけばよかった」といった声も上がっていたが、さすがにそれはムリだ。

多分、「渡邊が怪我がちな選手なのはわかっているんだから、離脱を見越してクリスではないビッグマン獲得しとけよ」という意見なんだとは思うが、どんなチームも外国籍ビッグマン2人が同時に戦線離脱することを想定してロスターを組むなんてことが現実的にできるわけがない。

DJホグの方は負わされたケガだというのが吾輩にとってはすごくモヤモヤする部分ではあるのだが、フロントに責任はない。むしろ素晴らしいロスターを組んでくれたと思う。

✧選手の採点

採点基準と対象

前半戦のジェッツ各選手の戦いぶりを吾輩が勝手に採点してみた。

なお、あまりにも出場時間が短いとなんとも採点のしようがないので、ここまで出場が10試合未満の2選手（菅野ブルースとトビン・マーカス海舟）は除外している。

【採点基準】
10点満点で0.5点刻みでの採点とし、基準としてはざっくりこんな感じだ。

なお、「事前に吾輩がどれくらいその選手に期待していたか」という要素も含んだ採点になっている。

また、怪我による欠場をマイナス評価などはしていない。

◯5点未満
パフォーマンスが期待に満たない、もしくは全体的に存在感が薄く貢献度としてイマイチ。もう少し

◯5点
期待以上でも以下でもない「まぁまぁ、これくらいだよね」という可も不可もない評価だ。

◯7点
チームにとって貢献度がすごく高いとか、昨シーズンと比べての成長が著しいとか、事前の期待値と比べての活躍が著しいといった評価だ。

◯8点以上
ものすげえ。

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#1 渡邊雄太