B1プレシーズンマッチの感想を吾輩が少しだけ語る記事🐱🏀
どうも、🐱(吾輩)である。
9月7日(土)・(日)はあっちこっちでプレシーズンマッチが行われ、いよいよシーズン開幕が迫ってきている感じがビリビリ伝わってくる。
当然千葉ジェッツ推しな吾輩だが、もちろん他チームの動向も気になる。
ジェッツを脅かしそうなチームはあるんか?
よそのチームの仕上がり具合はどうなんや…?
悔しいけど…気になって眠れないよっ!
というわけで、9月7日・8日にかけてB1チーム同士で戦った各プレシーズンマッチの結果を、吾輩の一言メモとともにまとめてみた。
群馬●57-80 〇 SR渋谷
群馬はヨハネス・ティーマンとコー・フリッピンが、渋谷はリード・トラビスが欠場。
【SR渋谷】
長身SGでディフェンス上手くてドライブもスリーも撃てる汎用性の権化︰阿部 諒がすでにかなりフィットしてる印象。
同じく新加入のトロイ・マーフィーJrも高い身体能力でディフェンスやリバウンドに絡んでいたので悪くなさそう。
ケビン・ジョーンズは一人でフィニッシュまでもっていけるスコアラーなので、特にチームへのフィット感が不安要素になることはないだろう。
ホーキンソンはトップでボールを持つやノータイムでツモ切りスリーを放つ場面が2〜3ほどあった。シーズン中もきっと多用してくるのだろう。
【群馬】
新加入の藤井と細川がまだあんまり仕上がってないっぽい。フリッピンとティーマンが出場するようになれば、オフェンスの形はだいぶ違ったものになるだろう。
ターズースキーはオフェンスエリア激狭なので、そこを補う意味でもティーマンの存在が鍵になる。
名古屋D●60-73〇三河
【名古屋D】
60得点に終わりはしたが、オフェンスの形がそこまで悪かったようには見えなかった。ワイドオープンや、コンテストの甘い状態でのショットがことごとく落ちてたが、そんな日もある。
ただ、どちらかというとリバウンドを三河にかなりとられてたことの方が気になった。ザイラン・チータムが出場すればそのへんが改善されるのかどうか。
【三河】
昨シーズンのロースターをほぼ踏襲してきた三河。そこに日本屈指の3-Dである須田侑太郎が入ったこともあって、安定して強い。
よく考えたらウイングを須田と石井の2枚が守ってくるとか相手にとってはちょっとした地獄だ。
困った時はダバンテ・ガードナーが単騎で解決することもできる。
A東京〇98-50●広島
【A東京】
オフェンスでもディフェンスでもひたすらインサイドを強調して広島をすり潰していく鬼畜ぶり。
チームとしてあまりにも完成しすぎててプレシーズンマッチやる意味あんのか疑惑さえも浮上しているとか。
【広島】
広島のフロントコート陣はエヴァンスをはじめ決してサイズのあるラインナップではないので、多分A東京みたいなチームが1番相性悪いんだとは思う。
弱点をしっかり把握するという意味ではいいのかもしれないが、昨シーズンのチャンピオンチームがここまで差をつけられての完敗はなかなかキツい。シーズン開幕に寺嶋の復帰は間に合うのか?
三遠〇94-60●FE名古屋
【三遠】
攻撃力∞のくせにボールホグがいないチームなので、いつでもどこからでも爆発する。
こんなに爆発するのは三遠かダイナマンしか吾輩は知らない。イメージで言えば下の動画の1:30〜だ。
ディフェンスではさすがにオマラとバッツの2枚に押し込まれる場面が目立ったが、そもそもヤンテ・メイテンが出てなかったことを考えたら大した問題ではなさそう。
誰かこのチームの弱点くれよ。
【FE名古屋】
バックコート陣が積極的にスティール狙っていくディフェンシブさは好き。
曾 祥鈞(なんて読めばええんや…?)は意表を突くステップを見せたりと、そこまで鈍重な感じもなく思っていたよりチームに貢献できるかも。
佐土原もオフェンスの担い手として存在感を出していた。
一方で新加入のマシュー・マイヤーがめっちゃ不安。おそらくシューターなんだとは思うが、個人としても全然コンディションが上がってない感じ。マンディフェンスがあんまり上手くなさそうなので、けっこう出しどころに困るプレイヤーかもしれない。
名古屋D〇77-72●FE名古屋
全体的にどちらのチームも落ち着かなくてスティールとターンオーバーの応酬の様相を呈するなかでも今村とアイザイア・マーフィーはよかった。馴染んできたらもっと良くなりそう。
ルーク・メイが仕上がってなさすぎて困惑するが、流石に茨城にいた頃のようには好きにオフェンスできないのが窮屈なのか…?
宇都宮〇94-76●越谷
【宇都宮】
特に言うことはない。今年も強いということの再確認だ。比江島&ニュービルのコンビでディフェンスが収縮するので、スリーがむちゃくちゃ刺さる。
【越谷】
思っていたよりいいチームだった。ピークはB1でもまだ全然脅威になるし、ギブスもしっかりインサイドで仕事できてる。
カイ・ソットがトップから2本くらいスリー刺してたが、あれはそういうセットなのか?シーズン中もやるんか?ギブスとソアレスだけじゃリバウンド相当きついと思う。
A東京◯76-62●長崎
【A東京】
ロスターほぼいじってないので、ガチガチのディフェンス強度はもちろん健在。
長崎に後半21失点しか許してないのは草も生えない。中地区を混沌に陥れる存在になるだろう。
【長崎】
うーん厳しい…やっぱ誰がゲームメイクするのか分からないうえにボンズと馬場の流出で「走るチーム」というアイデンティティを失ってしまったので、武器がない。出場していなかったマーク・スミスで解決できるのかはわからない。
三河●69-93◯三遠
三遠:ヌワバがリーグのバランスブレイカー級のヤベー奴だということを知らしめた。ドライブ鋭すぎだしスリーも決められるし周りの選手も活かせるしスティール上手いしブロックにも跳んでくる。
どうすんのこの人??
ヤンテ・メイテンがいなくてこの強さ。
三遠はヤバい。さすがは大野HCとしか言いようがない。
昨シーズンからのベースを引き継ぎつつ着実に強化してきている三河をここまでボコすのは予想外だった。
大阪◯82-76●横浜
【大阪】
マット・ボンズとレイ・パークスJrの2枚が「つなぎ」になってチームバランスを高めている。ハンバーグで言うところのパン粉と卵だ。これで肉汁を閉じ込めることができるぞ。もう少しボールプッシュを速くできれば、パン粉ボンズがもっと活きるだろう。
【横浜】
アキル・ミッチェルが退団となってしまい、今回のプレシーズンでは新たに契約が発表されたダミエン・イングリスは出場なし。
万能型オフェンスマシーンタイプのゲイリー・クラークはチームの核になりそう。キング開がドライブやスペースへのダイブでオフェンスのアクセントになってたのは◎だ。
ビッグマンのマイク・コッツァーは個のスキルがあまりなさそうに見えたが、コンディションがあがってないだけだと思いたい。
全体的にまだチームで連動してる感じがないので、ここからどう発展していくのかが見ものだ。
茨城●71-73〇滋賀
【茨城】
オフェンスの新たな核になるであろうロバート・フランクスが出場していないのでなんとも言えないが、今シーズンのロスターはインサイド相当厳しくないか?
フランクスとタプスコットはSF寄りだし、ジェイコブセン1枚は相当キツイ。
【滋賀】
茨城のインサイドが薄いのでビッグマンのブロック・モータムでアドバンテージが取れてたが、シーズン中もこんなふうに戦えるイメージは湧いてこない。
しかしこういう苦しいときには新たなヒーローが台頭してくるもの。日本人プレイヤーの成長に期待したい。
まとめ
プレシーズンマッチは、出場してない外国籍選手も多かったりするので、ここでの勝ち負けで一喜一憂してもしゃーない。
とはいえ、推しチームのプレイが見られるのはやっぱり嬉しいものだ。
吾輩はジェッツとソウルSKナイツとのプレシーズンマッチ現地観戦が待ちきれないぞ。