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【プレビュー】第11節vs越谷アルファーズの展望を吾輩が語る記事🐱🏀

どうも、🐱(吾輩)である。

年内10試合を残しながらホグとムーニーというインサイドの要2枚を欠いたジェッツの苦難の道は続く…!


……なんで……

…なんでこのタイミングで2週連続水曜ゲームなんだよクソが!!

練習の!

時間が!!

ないだろが!!!

いや、緊急補強でジョナサン・ウィリアムズがきてくれたのはマジで僥倖だった。

チーム加入アナウンスの翌日にリーグ最強チームと当たるというスクランブル出動にも程がある中であれだけのパフォーマンスを出してくれたジョナサンだけに、今チームに必要なのは一刻も早くケミストリーを高めるための練習の時間だ。

それなのに土日アウェイ→水曜アウェイのゲームというのは最悪と言っていい。
この日程でいつ練習するんですかね(キレ気味)

で、水曜終わったら中2日で群馬戦…
なんか年に1回くらい、こういうときってあるよね。
いろんなことが、自分にとって「そうあって欲しくない」方向にパズルのようにハマりながら進んでいくようなイヤな流れを感じるとき。


しかしだ。
吾輩はこういうとき柱の男ばりのメンタル切り替えの術を心得ている。

今、苦境に立つジェッツにとっての明るい材料を探りながら、越谷戦の展望を語っていきたい。




◯ 現状のジェッツの明るい材料


1.ジョナサン・ウィリアムズという存在

もう何度も言い過ぎてしつこいくらいだが、この緊急事態にチームに来てくれたのがジョナサン・ウィリアムズで感謝しているし、彼を引っ張ってきてくれた池内GMの手腕には改めて舌を巻くばかりだ。

合流直後にB1最強戦力である三遠相手にあそこまでのパフォーマンスを見せてくれたのは期待感しかないし、ハンドリングや身体能力の高さを十分に伺わせる内容だった。

富樫とのピックアンドロールを習得すればものすげぇ武器になると思うとオラはワクワクすっぞ。


2. むしろ最初が三遠戦でよかった。

2連敗したのは悔しかったが、すごく冷静になって考えると、三遠はベストメンバーで臨んでも1勝1敗くらいだった可能性が高い。

別に連敗したところで勝敗的にはそこまで致命傷ではなく、むしろ現状のBリーグにおける最強戦力を相手にあそこまで渡り合えたという実績と自信があればこのあとのどんなチームと戦ってもメンタル的な絶望感はないだろう。

それほど、ことオフェンス面において今の三遠の威力は突出している。マジで誰がどこからでも点を取ってきて「捨てていいオプション」がいないので、駒不足の中でどこかを厚く守ったところで、ディフェンスの薄くなったところから確実に得点してくるのは試合を見ての通りだ。

開き直ってこの上なく良い実践練習になったと考えれば、三遠相手の2連敗は安い買い物とさえ言えるかもしれない。

この三遠のオフェンス(とバックコートへのディフェンスの圧力)の感覚を記憶していれば、ほかのチームはそこまで大きな脅威にはならないと思うのだ。


3. 渡邊が「つかみ」つつある

ベストメンバー時のジェッツは、オフェンスオプションが多彩なことで、かえって渡邊に「遠慮」のフタをしていた可能性があったのではないだろうか。

リバウンドからのボールプッシュでは抜群の存在感を発揮しつつも、セットオフェンスでは今ひとつチームの中での自分の立ち位置というのが見つけにくかったのではないかというのが、ここまでの試合を見ていた中での吾輩の印象だ。

それが、今回の三遠戦で「自分がチームのエース(の一人)」というスイッチが入った感じがした。

拘束具が外れたエヴァ初号機だと思えば良い。そういえばアゴまわりのフォルムも初号機だ。

吹っ切れた渡邊がシンクロ率400%になって最終的にLCLに溶けてプラグスーツだけになるほどチームと一体化していくはずだ。
こっからが本物のWATANABEよ。



4.危機感は人を成長させる

主力が2枚も欠場となれば、残りの選手の危機感は嫌でも高まる。

「結局最後はここがなんとかしてくれるはず」というスコアリーダーとリバウンドリーダーがいないのだ。

そして三遠戦では富樫と渡邊がエースのプライドを賭けた素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。が、勝利には届かなかった。

となれば、他の選手がステップアップしていくしかない。

金近はGAME1で「らしさ」を発揮しスリー5本を沈めたが、それは今まででも何度かはあった。金近の課題は好不調の波をなるべく小さくして、安定的に得点を伸ばしていくことだ。

また、小川にとっては三遠戦は「足りないもの」ばかりが目立つ悔しい試合となってしまった。

厳しいことを言うようだが、あのレベルの試合になってくると、小川は「富樫を休ませる要員」としても不十分だと言わざるを得ない。

試合のレベルに、現状の本人の能力がシンプルに追いついていないのだ。

しかし、今やリーグのベストディフェンダーにまで成長した原でさえ、チーム加入後2〜3年は特になんの強みも感じさせない凡百な選手だった。某巨大掲示板の千葉ジェッツスレでは「原イラネ」「来シーズンはカットでいいだろ」といったレスも少なくなかった。

小川もまた、B1トップレベルの試合で自分がチームに貢献できるような武器を磨いてほしい。ディフェンスだけではダメだ。富樫の後継PGになるなら、オフェンス面での強みを発揮しないとワンポイント起用程度で終わってしまう。

ピンチはチャンスだ。若手のみんな、頑張れ。



◯ 越谷というチーム


今シーズンからB1に上がった越谷は、現在6勝12敗とB1ルーキーチームらしい苦戦を強いられている。

しかしながら、西地区首位の島根を相手に勝利を挙げ、前節では川崎相手に2試合連続で100点ゲームで勝利を飾る不気味さをも見せている。

さすがは宇都宮を率いていた安斎監督なだけある。

1.ソットの脅威と対抗策

インサイドが弱体化している今のジェッツにとって、220cmのカイ・ソットはちょっとゾッとする存在だぞっと。

Creepy Nutsを聴いて韻を踏んでみたくなった。それだけだ。

こないだの三遠がメイテンを使ったように、越谷はとりあえずインサイドでソットがシールしたらボール放り込んどけって感じの仕掛けをしてくることが十分ありえる。

しかし、幸いにもソットはメイテンほどフィジカルでの強みがない。ジョナサンだけでなく、マイケル・オウがムチャクチャ効果的な対抗策になるのではないかと密かに吾輩は期待している。

ソットをオウ1枚で対処できるようになれば、相当試合を有利に進めることができる。


2.44歳のスコアリーダー

いやもうほんとにこれは意味がわかんないんだけど、平均13.8点で7.1リバウンドとってくる44歳とかイヤすぎるだろ。ギブスさんよ。

強靭なフィジカルでありながら188センチの身長でスルッとインサイドに潜り込み、テナガザルのようなウイングスパンでゴール下を決め、リバウンドをとってくる。

インサイドに入られると守りにくい選手なので、原か荒尾で侵入を食い止めたいところだ。


3.最悪、外は捨ててもいい

越谷はアウトサイドの精度に明確な課題のあるチームだ。

チームで平均3本以上スリーを撃つ選手は4人いるが、うち成功率30%を超えているのはストレッチ4のティム・ソアレスしかいない。

となれば、脅威となるソットにダブルチームにつくなどペイントをガン守りして外にパスを出させ、あえて確率の低い選手に「撃たせる」という作戦は十分に勝算があるように思える。

ここでやや面倒なのがドライブでペイントに侵入してくるLJピークの存在だが、ここは原とクリスが気合でなんとかしてくれると思いたい。

当然、たまたま越谷のアウトサイドが好調だったりすると作戦は瓦解するんだが、誰に撃たせるか的を絞って遂行できれば、決して分の悪い賭けではないはずだ。

◯ おわりに


1月にムーニーが戻って来てベストメンバーになるまでの道のりはクッソ長い…

どうにかチーム一丸で、この苦境を乗り越えてほしい。

Go,Jets!!🐱


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