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【プレビュー】第7節vs群馬クレインサンダーズの展望を吾輩が語る記事🐱🏀

次節の水曜ナイトゲームは、稲妻を纏う群馬の鶴を5試合ぶりのホームで迎え撃つ!⚡️




◯ 群馬どんなチーム?



1.圧倒的補強…!

群馬は今シーズン、周りがドン引きするくらいイカつい補強をして話題となったチームだ。

・補強①:藤井祐眞
川崎の日本人エースで、ドライブの鋭さとディフェンスの良さ、クラッチ場面での強さで知られる。

先に群馬に加入していた、川崎時代のチームメイトである辻とは長く一緒にプレイしていたこともあり、相性も抜群だ。

マンディフェンスにも長けており、相手バックコートのエースをバチ止めする力もある。


・補強②細川一輝
三遠で開花したSG。群馬でも平均6本ものスリーを撃ちながら成功率は驚異の43.9%という意味わからんスタッツで、対戦相手をドン引きさせている。

ちなみにここまで6節11試合を消化した時点で1試合平均5本以上のスリーを放っている27選手のうち、成功率43.6%は2位の数値だ。こっわ…

・補強③ヨハネス・ティーマン
現役ドイツ代表獲得すんのかよ…(クソでか溜息)
局面を個で打開するのではなく、チー厶としてベストなオフェンスオプションを実行するために必要な動きを理解して遂行する(そしてそれだけのオールラウンドな能力を持っている)という、職場だったら絶対辞めてほしくないタイプの選手だ。

そういう意味では、プレイスタイルこそ違えど島根のニック・ケイと同じカテゴリの選手と言えるかもしれない。

群馬でも突出したスタッツこそないものの、2PFG%は60%となっているほか、リバウンドやスティールなども安定した数値を記録している。

「スターを集めたもののまとまらずに空中分解」というのはありがちな話だが、ティーマンは各選手をつなぐ接着剤のような存在になるはずだ。


2. オフェンススタッツが有能すぎる群馬


7勝4敗と東地区上位をうかがう位置につけている群馬の強さを支えているのは、優秀すぎるオフェンススタッツだ。

一言でいうと、シュート確率がすげぇ高い。まずこれを見てほしい。

Bリーグ公式サイトから

ことオフェンスの精度に関して群馬はリーグトップ水準のチームだ。FG%だけでなくチームフリースローも80%を超えてくるあたりスキがない。


3. 辻の威力は∞


さっき細川のスリーが脅威だって話をしたそばからアレなんだが、群馬にはもう一人の恐るべきシューターがいる。そう、辻だ。

スリーのアテンプト数こそ細川にやや及ばないものの、1試合平均4.8本撃って52.8%というなんらかのチートキャラのような性能を発揮している。ファミスタのピノ、キャプテン翼IIのコインブラくんみたいなもんだ。

そして辻は特にジェッツ戦でクラッチショットをバシバシ決めてはクソうざいセレブレーションを見せつけるなど、性能がハイパー化する傾向がある。
オーラバトラーかな?



4. 特攻(ぶっこみ)のトレイ&コー


群馬シューター陣の好調は決して相手チームが"不運"(ハードラック)と"踊"(ダンス)っちまったからではない。
それは、トレイ・ジョーンズがゲームコントロールし、相手ディフェンスをくずす特攻(ぶっこみ)の役を務めるからだ。

ピックを使ってからのオフェンスが上手いうえに、トレイ自身のシュートも正確とあって守るのは困難を極める。

また、もう一人のPGであるコー・フリッピンは相手の一瞬の隙を見つけてはスピードでぶち抜いてくるタイプ。

どちらも元ジェッツとあって活躍してる姿をみるのは嬉しいが、敵に回すと死ぬほど厄介だ。自重してくれ。


5. 隙間職人パーカー


もう1人の元ジェッツが、マイケル・パーカーだ。

来月43歳になるというのに、フツーに平均20分近くプレイタイムを得ている事実に震える。

パーカーはスペースを見つけて飛び込む感覚に特化した選手だ。このタイプのプレイヤーが、周りを活かすのがうまい選手(富樫とかトレイ・ジョーンズとか)と組むとディフェンス側にとっては本当に苦しい。

アテンプトこそ減ってきてるとはいえ、2PFG63.3%は相手チームにとってはまだまだ脅威といえる。



◯ どう勝つか?


群馬は高さやサイズを強調してくるチームではない。
ビッグマンはターズースキーしかいないので、クリスがコートインしてもそこまでディフェンスのミスマッチにならないのは助かる。

トレイとコーにペイントの侵入を許すと、パーカーの合わせとかパスアウトからの辻・細川のスリーとか好き放題やられて収拾がつかなくなる可能性がある。

原と田代の2枚でなんとかここを踏みとどまってもらうのはもちろんのこと、金近にもディフェンスを頑張ってもらうしかない。

コーは富樫とマッチアップするとウキウキでドライブを仕掛けてくる傾向があるので、ここを上手くカバーできるようにしたいところだ。

…とはいえ、文字通り本当にどこからでも点が取れるラインナップを完成させてきた群馬を、富樫を抱えつつ渡邊抜きで上手く守るのは厳しい。

群馬のミリング新HCは昨シーズンにディフェンスで広島を優勝に導いた実績があるが、群馬に浸透するにはまだ時間がかかるはず。
そうとなれば、点の取り合いに持ち込むほうが勝機はあるかもしれない。

  

◯ おわりに


もう少し…もう少しでバイウィークに突入できるぞ…
水曜に群馬戦のあと土日で名古屋Dは相当苦しいが、なんとか乗り切ってほしいのだ。

Go, Jets!!


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