🌄B.LEAGUEポストシーズンを今以上に盛り上げたい🌄

2024-25シーズンも後半戦に差し掛かり、いよいよこれからCSに向けて各チームが本格的に鎬を削る時期になってきた。

CSといえば試合強度のギアが2段階くらいあがり短期決戦ならではの命（タマ）の奪（と）り合いが見られる極上エンターテイメントだ。

2023-24シーズンではジェッツが第8シードとして史上初めて第1シードを撃破し、第7シードの広島が初優勝を飾るなどアップセットも多くブースターの脳内麻薬の蛇口は完全にバカになっていたことと思う。

そんなCSだが、吾輩的にはそのレギュレーションについてやや不満というかこうした方がもっと盛り上がるんじゃね？と言える余地があるように思う。

今日の記事ではCS改革案について吾輩が考えていることを書き連ねてみたい。

（1）出場チーム数

まずは24チームいてCS出場枠が8チームは少なくねっすか？ということを強調したい。

たしかに8というのがトーナメントの組みやすい数字というのは分かる。

しかし現行のレギュレーション（各地区上位2チーム+WC2チーム）だと終盤まで目が離せないのはWC争いくらいのもので、各地区上位2位の枠はシーズンの折り返しを少し過ぎたくらいの時期には大抵「もうこのチームで決まりだな」というくらい3位以下との勝差がついてしまっていることが多い。

CS出場枠を賭けた戦いはWC争いを残して早々に決着を迎えてしまい、残りのチームは消化試合をこなしていくだけになるというわけだ。

いや、もちろん各チームが消化試合でーすなんていう意識でゲームに入るわけじゃないのは分かっているが、やはり目標があるのとないのとでは選手とブースターのモチベーションが全然違ってくる。

ここをうまく刺激して、シーズン最終盤まで多くのチームがバチバチにやりあえるような仕掛けづくりをしていくのが、リーグ発展のためにベターな手法のような気がしている吾輩だ。

そう考えたとき、CS出場枠を増やすという案は単純だが効果的であるように思う。

①うっかり16チーム

例えば枠を一気に倍増させて16チームにしてみるとする。

これならかなりの数のチームにCS出場のチャンスができることになり、シーズン終盤まで緊張感のある試合が増えてリーグの盛り上がりも増すだろう。

CSで主催試合数が増えればチームの収益もあがり万々歳だめでたしめでたし。

となりそうな気もするが明確な課題もある。

CSはシーズンを好成績で勝ち抜いた選ばれしチームが優勝をかけて戦うステージだ。

ここで出場枠を倍増させて16チームとすると成績的にふさわしくないチームがCS枠内に滑り込んでくることが往々にしてあると思われる。

参考までにこの16枠案を2023-24シーズンに当てはめてみると、15枠目には佐賀（29勝31敗）、16枠目に仙台or長崎（ともに27勝33敗）が収まることになる。

さすがに勝率5割に満たないチームがCS出場というのは違和感を禁じ得ない。悟空やベジータ、セルなどによる激闘が期待される天下一武道会にナッパやチャオズがいる感覚といえば伝わるだろうか。

これではCS自体の価値が薄れてしまう。ダメだ16チームはさすがに多すぎる。

②そこで意表を突く12チーム案

吾輩的に推したいのが12チーム案だ。