「強み/専門性がない」という価値とは??
こんにちは
才能コーチング研究所の神崎です。
本日もクライアントさんから頂いた質問にお答えします。
仕事で専門性/強みがなくて悩んでいます。
<30代 男性 会社員>
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才能を発揮して、
自分らしく仕事している人というのは、
ITスキル、語学力、デザインなど
強みや専門性、特技を活かしているイメージですが、
これといって、強みや専門性がない人が
自分らしく仕事をするには、
どうしたらいいのでしょうか。
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この質問者さんのように、
分かりやすくて人に説明しやすいような
強みや専門性が欲しいと感じている人は多いと思います。
仕事をする際に「あなたの強みは何ですか?」
と聞かれることも多いですし、
だからこそ、「自分の強みはなんだろう?」
という質問に答えるべく、多くの人が悩んでいるのだと思います。
特定の分野に専門性/強みがあるということは、そういう質問に対する分かりやすい回答になるため、多くの人は、そういった答えを求めているような気がします。
そういった状況の中で、質問者さんのように
特定の専門性/強みがないと思える、
いわゆる「何でも屋」の方が悩んでしまうことが多いと思いますが、
「何でも屋」でいいじゃないか。と私は思います。
「何でも出来ること」は、とても価値があることじゃないでしょうか?
以前もnoteで紹介した例え話ですが、
スープを飲む時に「スプーン」は使い勝手がいいですが、「フォーク」しかなかったら、地獄ですよね(笑)
一方で、パスタを食べる時に「フォーク」は便利でも、「スプーン」しかなかったら辛いですよね。
ある種の専門性とは、
「スプーン」と「フォーク」のようなもので、
時と場合によって、便利にもなれば、
不便になることもあります。
一方で、登山用のカトラリーで、
スプーンとフォークが一緒になった
「スポーク」という道具があります。
「スプーン」でも「フォーク」でもなく、
中途半端かもしれないけれど、
それ1本あるだけで、何でもいけるという
柔軟性と安心感があります。
例えば、そのように、
専門性や特別な強みがない人は、
専門性を持っている他人と比べて、
自分の能力は中途半端だと悩むのではなく、
「何でも出来ることに誇りを持つ」ことが
大切だと思うのです。
専門性がないことの価値は、
白米に例えられる!?
専門性がないことの価値は、
例えば、白米のようなものではないかと思います。
「今日は魚を食べよう」
「今日のメインのおかずは、肉料理だ」
ということはありますが、
「今日は白米を食べよう」とは、
あまりならないかと思います(笑)
でも、
個性の強い「魚料理」や「肉料理」も
お米と一緒に食べることで
さらに美味しく感じられると思います。
それと同じように、
強みや専門性がないことの価値とは、
白米のように「何にでも合わせられること」があると思うのです。
また、白米は主食として毎日食べても飽きません。
逆に、肉や魚など、個性の強い素材は、
主食になることはありませんし、毎日食べたいとも思いません(笑)
お米のように、毎日食べられる主食になることができることは、
とても素晴らしいことだと思います。
「専門性=良し」という解釈を変えてみよう
このように、解釈次第ではありますが、
「専門性があることが良いことだ」という
捉え方を少し変えてみると、
どんな人にも、それぞれの色や才能がある、
カラフルな世界が見えてきます。
卵かけご飯のように、
お互いの才能を掛け合わすことで、
ハーモニー(調和)が生まれます。
自分には、目立った専門性がないと思う人は、
何にでも、誰にでも合わせられる
器の広い白米になる可能性があります。
それは、とても素晴らしいことではないでしょうか?
それこそが、
目立った専門性/強みのないことの価値であり、そういう人だからこその、素晴らしい才能だと思うです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
この記事は、下のYoutube動画の内容を補足し文章化したものです。
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