テントと一緒に持っておいた方が良いもの!?安眠こそが防災のかなめ・・・
今後は大災害が起こる可能性が高く、そのためにはまずテントを持っておいた方が良いとお話しました。
しかし、テントを張った事が無いという人は多いと思います。
実際に災害時では、テントを立てて生活するならば注意する所が多々あり、
まずはテントを張る前に「グランドシート」と呼ばれるものを下に敷かないといけません。
このグランドシートには、いくつもの役割があるのですが、
簡単に言うと、下が冷たくて、ちくちく痛いから敷きます。
特に下に小枝がある場合には、テントを突き破ってしまう可能性が高く、
そういったテントを保護する役割がありますね。
まずこれが一つ。
そしてもう一つは、雨避けのタープやシートを用意した方が良いと思います。
長期の被災生活では、
結構長雨になったり、小雨でも長期で降り続けると、テントのつなぎ目から水が垂れてきてしまう事があり(長く使うと)、
せっかくテントを張っているのに、中が水浸しで眠れない事になってしまいます。
野外で生活するならばそういった対策をすることがよく、
いや、橋の下に貼るから大丈夫だと思うかもしれませんが、
大災害では、みんなが同じように思い集まってきてしまうので、
テント一つ貼るのにそうとう窮屈な思いをする可能性があります。
そういうこともあり、なるべくなら木々に囲まれて風を防げる場所。
そして雨避け対策をして、テントを張る事がとても良い事になります。
さて、ここからが本題なのですが、
テントの中で寝る場合には、かならず「寝袋」を持って行った方が良いと思います。
夏場であれば特に必要ないのですが、
今後は気候が不安定になり、夏場でも結構寒くなる事が予想されますので、
寝袋は用意した方が良いでしょう。
これも山道具屋では結構売っているのですが、「モンベル」や「ワイルドワン」などでは、コンパクトに収納できるものが多くオススメです。
実際に手で持ってみると分かるのですが、テントと合わせても一人で持ち運べる重さのものが多く、
家族三人で荷物を分配して持って行くのならともかく、一人で逃げる場合には、この軽さと収納はそのまま命に直結する場合があるので要チェックです。
ちなみに能登半島の大地震では、結構な人数の死者が出てしまっており、
報道されていないのですが、ほとんどが寒さによる病気の悪化が原因だったといいます。
丁度1月に起きてしまった事もあるのですが、
能登半島の人達は、ほとんどの人が災害など起こらないとして、
備蓄さえしてなかった人が多く、
寝袋も持っていなかったそうです。
それによって、寒さから肺炎や熱発で亡くなる人が多く、
寝袋がいかに重要なのかが良くわかると思います。
むしろ日本では「春夏秋冬」の夏以外はすべて涼しく、
場合によっては寒い事もあるので、「寝袋」は用意しておいた方がよいでしょう。
ただ、「寝袋」を選ぶときには「透湿性」を気にする事が大事でして、
あまり安すぎる「寝袋」は、寝ている時の汗などを外に逃がさないため、
朝起きたら服がビショビショになる事もあると言います。
なので、テントは良いの買ったから、寝袋は安くしようと考えず、
そこそこの値段で「透湿性」の優れたものを買うのが良いと思います。
それから余談ですが、テントの下にグランドシートを敷くのと同様に、
寝袋の下には、このように何かしらのマットを敷いた方が良いでしょう。
とにかく地面やコンクリは、人間の体温を奪うので、
寝袋にくるまれていても、背中が寒くて寝れないなんてことも多々あります。
それだとせっかく寝ているのにも関わらず、
朝起きるとクマだらけになってしまい、むしろ寝ない方が良いくらい体力を持って行かれます。
その対策として、こういったマットを背中に敷き、熱を奪われないようにして寝ると、ぐっすり眠れるのでオススメですね^^
今日はここまでになります^^
それでは、また。
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