さいきんおもうこと

noteに「ご自由にお書きください」っていわれるから自由に書いちゃう。

SNSはおもしろい。
思わぬところで自分の知り合いどおし（別コミュニティ）だと思ってた友人がつながっていたり、わからないことは投稿すればいろんな人が教えてくれる。対面では話したこともない人と、毎日タイムライン上で会い、昔からの知り合いだったかのようにやり取りする。好きなものについて語ればそこにたくさんのリアクションやそれぞれの語りが入り盛り上がったりばずったりする。感情が先行するこのご時世、元気の出るような投稿やコミュニケーションが気軽に手元で行えるのはいいことだなと思う。

一方で負の面も大きい。
攻撃的な発信。発信したものが間違っていたり、嘘や誇張でユーザーたちが混乱したり、自分の考えを発信すればそれにアンチコメントがついたり、拡散され、炎上したり、解釈を間違われた状態で独り歩きしていたり。

何も考えず今までSNSを使っていたけど、こんな簡単に情報操作されてしまう世界でどうやって自分を守るのだろう。とふと思った。
noteだって「ご自由にお書きください」とかいって、ここに普段の感情を好き勝手書いたら綺麗なものも汚いものもぐちゃぐちゃのまま吐き出される。
絵具セットの色を何も考えずに全色適当にパレットにだしてぐちゃぐちゃにかき混ぜれば、黒ともグレーともいえない複雑で理解のしづらい塊が世に生まれてしまうだけだ。

自分を表現したり他人に影響を与えたり、災害時のハックツールにもなるほど大事なインフラとなった今、もはやただのお遊びツールではなくなっている。これは紛れもなく自分だ。自分の体の一部だとして、その発信が自分自身だと自覚していないで、SNSを使うことは怖い。思うようになった。

わたしは他人から自分がどう見られているかとてもとても気にするタイプだ。「さっきの発言、こういう風に思われたんじゃないかな」「ノリであーいう行動したけど邪魔じゃなかったかな」「傷つけてたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」、無責任にそうふるまったくせに、意外と脳みそは記録していて、10分経っても1日たっても1年たっても、勝手に想像して傷ついて思い出して反芻してしまう。それによって勝手に苦手になってしまった友人すらいる。

電車で乗り合わせた横柄な態度の人にいらだちを感じ、吐き出すのは簡単。知らない人だしどれだけ勝手にSNSで汚い言葉でののしってもまあバレはしない。いいことじゃないけど。
でもそれを受け取ったフォロワーたちはどう思うでしょう？汚い言葉をまとい、感じたことを何の躊躇もなく吐き出すような理性のない人間だと、無意識に判断できてしまう。もちろん興味のない人だっているかもしれない。

でも私はそういう風に見えないところで見られていることがとっても怖い。

だから最近はこれだけは疲れてても眠くてもいらだっていても不安でも守るようにしてる。

言動で自分の格を落とすようなことはしない

どんなにかわいい好きな服を着て、人にやさしくできて性格がよくて周りに愛されていても、無責任に発信した言葉や行動はいっしゅんでそれを塗り替えてぐちゃぐちゃの色にしてしまう。

それなら私は自分を彩ってくれるような、自分をまっすぐ立たせてくれるような、言葉や行動をとっていたい。

もちろん格を投げ捨ててでも戦わなきゃいけないときがあるかもしれないけど、どうせならセンス出していきたいじゃん。上手に戦えるようになったら一人前じゃん。

ていう、はなし。

なんかツイートしたらみんなが反応してくれたから、おんなじ風に思ってくれてる人がいるかもと思って。
よくしゃべった。おしまい。