課長2ケ店目 転勤
課長2ケ店目で4年
通常は3年で転勤だが、組織改革もありクリアされたようだ
当初は部下が多く、目標(ノルマ)が高く、大変な支店に転勤したと思った
それから、組織改革
忙しい最中
何故か、犬を飼った
息子と娘の小学校の通学路
お店に隣接しているシベリアンハスキーが二匹いる庭に子犬が一匹
里親募集の貼り紙が
ある日、娘が下校途中にそこへ立ち寄った際
お店の人から、「お嬢ちゃん、この子犬をもらってくれない」「もらってもらわないと、明日動物園に連れて行かなくてはいけないの」
と言われ、泣きながら帰ってきた
ちょうど、土曜日だったので小生は在宅
とにかく、子犬を飼って欲しいと泣く娘
まずは、どんな子犬か見に行く事に
見ると、情が移ってしまった
飼うことにした
それからは、大変である
朝の散歩は小生が担当
その時の通勤時間は片道2時間弱
朝が30分早くなった
小生は朝が苦手である
辛い
子犬なので、夜中も吠える
吠えたら、夜中でも散歩に
完全に寝不足である
そこへ、人事面接
そして、転勤
いつもは、支店長から辞令をもらうのだが
今回は、本店役員室で
転勤場所は東京都内
通勤は1時間
役職は、なんと支店長
普通であれば、課長の次は副支店長
副支店長を2ケ店経験した後、支店長というケースが一般的である
課長から飛び級で支店長というケースは今までにないケースである
何かの間違いではないか
新聞にも異動で名前が掲載される
やっと、支店長の言っていた「次のポストが待っている」の意味が理解出来た
人事からは、現場をよく知っている課長を支店長にする新しい試みだと聞かされた
その第二号であるとも
これは、責任重大である
第一号や小生の第二号がこけると第三号は生まれない
また、支店長は実績が出ないとポストオフでもある
とにかく、やるべき事をやるしかない
その日から送別会が連チャンで続いた
その間も引き継ぎ資料作成も並行して行う
ヘトヘトである
そして、次の支店へ支店長として赴任
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