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私は幸せになってはいけない②~恋愛がうまくいかない要因かも?~


以前の記事で、自分が幸せになることを無意識で拒否する人がいる、という内容を書きました。

なぜ、誰でも求めていいものを拒否する必要があるの?

と思われた人もいるでしょうが、自己肯定感が低い人、過去に他者を傷つけてしまい後悔が強く残っている人は、本人はそう思っていなくても、無意識で幸せになることにブレーキをかけてしまうことがあるのです。
実際にセラピーの現場では、このようなクライエントは多いと感じます。


催眠療法というと、催眠状態を深めて潜在意識(無意識)に良い暗示を入れることで、悪い暗示を書き換えることができる、というイメージがあるかもしれません。
確かに、基本的なやり方であり、何度も催眠誘導することで、良い暗示を強化していくことができ、いつしか書き換わることもあるでしょう。

しかし、「私は幸せになってはいけない」という暗示は強力であり、その人にとって深層に入っている暗示だったりします。
そうすると、いくら暗示を入れようとしても、高い壁に阻まれてしまいます。


このような場合、まずは自分が「私は幸せになってはいけない」という悪い催眠をかけていることを知ることがとても重要です。
本人は全く気付いていないのですから、本当に向き合うべきものが分かっていないということです。
心の問題は敵ではありませんが、見えない敵と戦っているようなものです。



「いつも、人間関係・恋愛がうまくいかない。」


こういう相談がよくあります。
よくあるのは、最初は良い関係を築けているのだければ、ある時点で自分から関係を遠ざけてしまい、相手に嫌われて関係が切れるか、自分から関係を切ってしまう。
そしてそれを何度も繰り返してしまう人がいます。

こういう相談は、より良い人間関係を築くテクニックを教えたところで、一時的な効果はあったとしても、同じ結果を生んでしまいます。
根本的な解決をするためには、その人の深層にある心理まで掘り下げていく必要があります。

そこに「私は幸せになってはいけない」があったりするのです。
より深い人間関係を築くことは、幸福を感じることの一つです。
そうすると、幸せにならないように、関係が崩れることを無意識的にやってしまいます。

他には、関係が崩れたとき、自分が傷つくことへの不安や恐怖があり、深い関係を築くことを無意識で止めてしまう人もいます。


これらのことを知ることにショックを受ける人もいますが、向き合うべき正体が分かったので、本当の意味で解決に向けてスタートを切ることができます。

まずやることは、「私は幸せになってもいい」と自分に許可を与えること。
これだけでも、心につけていた重りが取れたような感覚になることでしょう。


あるクライエントには、毎朝、洗面所の鏡の前で「私は幸せです」と、笑顔で言うことを提案しました。
それを素直にやったようで、2年ぐらい経ってから、結婚したことを感謝のメッセージとともにメールで報告してくれました。

他にも色んな要因があると思いますが、きっと自分にかけていた「私は幸せになってはいけない」という悪い催眠を、書き換えることができたのでしょう。


マインド・クリエイトの催眠心理療法は、催眠誘導をメインとしたやり方ではなく、問題の根っこの要因を見極めて、催眠の力を使って変化させていくことで、根本的な解決をすることを目指しています。


催眠術・催眠療法のマインド・クリエイト 京都


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●催眠術のマインド・クリエイト
https://mindcreate.com

●催眠術最短習得法とは?
https://note.com/saiminsinri/n/nec6c600ee704

●催眠心理療法(ヒプノセラピー)のマインド・クリエイト
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●催眠心理療法の「考え方」「やり方」「あり方」
https://note.com/saiminsinri/n/nfa92626150f5

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