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【Tableau】拡張機能を使ってみた1:サンキーチャート

2024年7月1日公開のTableau 2024.2で利用可能になった「Viz拡張機能」でサンキーチャートを利用してみたので解説します!

Viz拡張機能の利用方法

Tableau publicを2024.2.1にアップデートした上でシートのマークカードのプルダウンからViz拡張機能の追加が可能です。

Viz拡張機能はtableau exchangeというTableauやTableauユーザーや開発者などが作成したTableauの拡張機能をまとめたサイトでも確認可能です。
ダッシュボードのテンプレートやダッシュボードの拡張機能、公式以外のデータのコネクターもあります。

*注意点
今回扱っている拡張機能はTableau Public上にパブリッシュすると画像のように表示されず白くなってしまいます。Tableau public descktopで開くことで表示されます。

Tableau publicでは表示されません

使ってみた

データはすべてサンプルスーパーストアのデータを使用しています。

サンキーチャート

拡張機能の追加からこちらのViz拡張機能を
追加してください

こちらの拡張機能ではレベル2~5個のディメンションを、
リンク1 つまたは複数のメジャーを配置可能です。
上の例ではカテゴリと返品の有無をレベルに配置し、リンクに注文数を配置することでカテゴリごとの返品オーダー数を可視化しています。
レベルには文字列、T/F、数値型、日付型、グループ、セットなど不連続のディメンションであれば配置可能です。
リンクのメジャーもfixedを使用した計算フィールドや表計算を行う数値データも使用可能でした!



サンキーチャート(ダイアグラム)

こちらの拡張機能はTableau公式ではないものですが、こちらも複数のディメンションを使用したサンキーチャートの作成が可能です。(メジャーは1つのみ)
こちらはDimensionsにディメンション(セット、T/Fは利用不可)を、Measureにメジャーを配置します。

Tableau公式の拡張機能はカテゴリ向けの色を設定する書式設定になっていますがこちらは配置したディメンションごとにカラーを設定する形式に
なっています。GA4の経路データ探索のように時系列の流れがあるカテゴリの場合はこちらのほうが使いやすいかも?

以上2種類の拡張機能でのサンキーチャートの使用方法の解説でした。
お読みいただきありがとうございましたmm
解説しているVizはこちら

拡張機能を使用したベン図についても解説しておりますのでよかったらご覧ください!



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