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Data Saber 挑戦中です! Tableau関係の記事を書いています

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最近の記事

【Tableau Data Saber】ord4のまとめ :データ分析の流れと役割(Creater, Explorer, Viewer)

データ分析の流れ分析課題を見つける:業務での数値的目標値の設定や、業務上の課題点に対して改善すべき点から改善された状態を定義し目標の数値を設定する。 データを獲得する:1の目標とする数値やその数値の改善策を考えるために必要なデータを準備する。関係部署やIT部門との連携が必要。 ビジュアルを選択する:ダッシュボードのデザインや各グラフの選択など。ダッシュボードの設計では1の目標値などモニタリングすべき数値が目立つようなデザインや、分析として深堀ができるような設計を考える。

    • 【Tableau】拡張機能を使ってみた2:ベン図

      2024年7月1日公開のTableau 2024.2で利用可能になった「Viz拡張機能」でベン図を利用してみたので解説します! Viz拡張機能の利用方法Tableau publicを2024.2.1にアップデートした上でシートのマークカードのプルダウンからViz拡張機能の追加が可能です。 Viz拡張機能はtableau exchangeというTableauやTableauユーザーや開発者などが作成したTableauの拡張機能をまとめたサイトでも確認可能です。 ダッシュボー

      • 【Tableau】拡張機能を使ってみた1:サンキーチャート

        2024年7月1日公開のTableau 2024.2で利用可能になった「Viz拡張機能」でサンキーチャートを利用してみたので解説します! Viz拡張機能の利用方法Tableau publicを2024.2.1にアップデートした上でシートのマークカードのプルダウンからViz拡張機能の追加が可能です。 Viz拡張機能はtableau exchangeというTableauやTableauユーザーや開発者などが作成したTableauの拡張機能をまとめたサイトでも確認可能です。 ダ

        • 【Tableau】On/Offスイッチの作り方

          Tableau ダッシュボード上で表示/非表示の切り替えのOn/Offスイッチの作り方を解説します。 前月比の表示/非表示あるホテル運営会社のKPIダッシュボード上で今月の売上、予約数、予約者数をカードで表示しています。前月比の表示/非表示をon/offスイッチで切り替えれるようにしています。 作成手順1. on/offパラメータ onとoffを文字列型でパラメータを作成します。 2. on/offボタン on/offを切り替えるためにダッシュボードに表示するワーク

          【Tableau】前年比、前年同月比、累積前年同月比のグラフの作成方法

          サンプルスーパーストアを使用して前年比、前年同月比、累積前年同月比の シートを作成します。オーダー日は現在年で表示したいのでDATEADDで現在年に合わせています。 前年比グラフ 年ごとの売上棒グラフと前年比の形状を二重軸で重ねています。前年比は合計(売上)を複製して簡易表計算から「差の割合」を選択すると作成できます。 カード型 KPIのダッシュボードにあるようなカード型で売上と前年比を表示するカードです。前年比はさきほどのグラフと同じように差の割合で作成してテキスト

          【Tableau】前年比、前年同月比、累積前年同月比のグラフの作成方法

          【Tableau Data Saber】探索型と説明型のダッシュボードの違い(ord2)

          探索型ダッシュボードには探索型と説明型があります。 探索型ではハイライト、フィルター、アクションなどのインタラクションを駆使して、閲覧者がデータを深堀できるような設計がよいです。定常的に確認するKPIダッシュボードは探索型としてメインのKPIだけでなく、関連する数値やディメンションを切り替えられる設計にすることで数値の変化に対して切り口を変えて原因を探索することができます。カラーやサイズに関しては全体の統一感を意識し、見る人にバイアスを与えないよう特定の項目が強調されないよう

          【Tableau Data Saber】探索型と説明型のダッシュボードの違い(ord2)

          【Tableau】目標達成を促すデータビジュアライゼーション(ブレッドグラフの作成)

          ビジネスの場面でデータを扱うときには、普段KPIを確認するダッシュボードを作成することが多いと思います。このようなモニタリング用のダッシュボードでは、KPIが目標に達しているかどうかが一目でわかりやすいことが重要になってきます。 今回のブログでは、Tableauで目標達成状況を表すシート(ブレッドグラフ)を作成する方法を解説します。 今回作るブレットグラフ1.目標数値の作成もともとデータセット内に目標値がある場合は、そのまま使うことが可能です。 データセット内に目標値がなく

          【Tableau】目標達成を促すデータビジュアライゼーション(ブレッドグラフの作成)

          【Tableau Data Saber】学習期間の振り返り

          Apparentice活動期間が終盤なのでコミュニティ活動として学習期間の振り返りつつ、学習の進行の様子や感想を書いていきます。 概要【活動期間】 2024/02/01-2024/04/30(現在は4/22、終了までもう少し!) 【環境】 Bridgeではないですが、社内に師匠がおり他の参加者とコミュニケーションが取れる環境で進めていました。 【勉強時間】 2,3月中はお仕事中もTableauを学習する時間があったのですが、4月は帰宅後や土日に作業を行っていました。 ここ

          【Tableau Data Saber】学習期間の振り返り

          【Tableau】 Rank_percentile関数で上位N%

          Rank_percentile関数はTableauの計算フィールドで使える表計算関数の一つで、指定したメジャーを昇順または降順に並べたうえで全体を100としたランクを付けます。つまり、ある配列の中のある数値までが上位(下位)何%に当たるのかを出すことに使えます。 関数定義 実例(RFM分析)作りたいもの 1.計算フィールドでRを算出する 2.上位何%かを入力してもらうパラメータを作成する 3.Rank_percentile関数で各数値が上位N%なのか算出する。 4

          【Tableau】 Rank_percentile関数で上位N%

          【Tableauダッシュボード】シート切り替え方法3種解説

          Tableauのダッシュボードは複数のシートやフィルター、パラメーターを使用してインタラクティブな操作が可能です! 今回はボタンを押して見せるシートを切り替える方法を3つ紹介します! 1. 値を使用して表示状態を制御こちらは一般的に動的ゾーン表示と呼ばれているものです。バージョン2022.3から追加された機能で一番簡単にシート切り替えが作れます。 手順1:パラメーターを作成 上の画像で切り替えているパラメーターを作ります。値の部分は整数値だと処理が軽くてよいです。表示は

          【Tableauダッシュボード】シート切り替え方法3種解説

          【Tableau】空間データのデータ形式、データソース、空間関数の解説

          Tableau上でマップでのデータ表現ができる空間データのデータ形式やデータソースの種類や接続、空間関数をまとめました。 データ形式Tableau上で扱う空間データには3種類の形式があり、 Spatial Polygon:範囲データ Point:地図上のある地点データ Line String:ポイント同士を繋げた線のデータ の3種類があります。またこの3つをまとめてジオメトリと公式Helpで表記されているようです。 データソース地理的役割 下の画像のように都道府県名や市

          【Tableau】空間データのデータ形式、データソース、空間関数の解説

          【Tableau】データ接続方法3種類と負荷

          Tableauでのデータソースの接続方法3種類の違いやどこに負荷がかかりやすいかを解説します。 結合結合したいデータが同一のDB内にあり、粒度が同じで結合可能な場合は結合での接続がよいです。(トランザクションデータとマスターデータの接続など) 結合でデータを接続した場合、行レベルの結合処理はDB側で行われて表示のための集計が行われた後に、TableauはVizに必要なデータのみが送られて表示のための処理を行います。そのため、結合でデータを接続しているときにパフォーマンスが

          【Tableau】データ接続方法3種類と負荷

          【Tableau】TOP10とWORST10を両方1つのシートで表示してランクの数値も出す方法

          作りたいのはこんな感じのシートで、TOP10の顧客とWORST10の顧客を横一列に並べつつ、何位なのかをラベルで表示し、売上との比較をしています。データはサンプルスーパーストアです。 STEP1:データ配置まず、顧客名と利益、売上を行列に配置します。 STEP2:結合セット作成顧客名のフィルターから上位10の利益合計を選択してフィルターを作成します。フィルター横のプルダウンからセットを作成し、TOP10のセットができました。WORST10も同様にフィルター作成からセットの

          【Tableau】TOP10とWORST10を両方1つのシートで表示してランクの数値も出す方法