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【Tableau Data Saber】探索型と説明型のダッシュボードの違い(ord2)

探索型

ダッシュボードには探索型説明型があります。
探索型ではハイライト、フィルター、アクションなどのインタラクションを駆使して、閲覧者がデータを深堀できるような設計がよいです。定常的に確認するKPIダッシュボードは探索型としてメインのKPIだけでなく、関連する数値やディメンションを切り替えられる設計にすることで数値の変化に対して切り口を変えて原因を探索することができます。カラーやサイズに関しては全体の統一感を意識し、見る人にバイアスを与えないよう特定の項目が強調されないようにしましょう。

探索型ダッシュボードの例

説明型

説明型のダッシュボードはデータをもとに作成者の主張を伝えるためのダッシュボードです。そのため、主張したいポイントをカラーやサイズで強調したり、主張を伝えるためのストーリーの流れをためにインタラクションを使うとよいです。

Tableau conference内のイベントであるIron Vizの2023年度優勝者のプレゼンテーションでは動的ゾーン表示を駆使して見せたいシートがプレゼンの進行に合わせて表示されるように設計されており、プレゼンも見ごたえのあるものになっておりますので見てみてください!(36:30~)

PowerPointでのプレゼンテーションのようにダッシュボードをワンクリックで切り替えれるストーリー機能もおすすめです!

「Tableauヘルプ ステップ 7: プレゼンテーション用ストーリーの構築」より引用

Tableau学習によく使われているMake Over Mondayは説明型のダッシュボードになることが多いです。Make Over MondayはTableau publicでいろんな方の作品が見れます!実務的ではないですが社会問題について発信の参考や、社内でプレゼンするときの参考にはなると思うので見てみてください!
デザイン性の高いダッシュボードや変わったグラフ表現を使っているダッシュボードも多く技術的にも見ごたえがあります。

まとめ

探索型ダッシュボード

閲覧者がデータを自分で探索するダッシュボード

(ポイント)

  • ハイライト、フィルター、アクションを利用してドリルダウンできるように設計する

  • 数値やディメンションを切り替えられるようしておくと様々な切り口で分析が可能に

  • カラーやサイズはバイアスを与えないように

説明型ダッシュボード

作成者主張を伝えるためのダッシュボード

(ポイント)

  • インタラクションはストーリーの流れを作れる

  • カラーやサイズで主張したいポイントを強調する


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