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上野の森美術館「特別展 恐竜図鑑」ほか

2023.06.01, 04 訪問

そろそろ労働という行為に慣れてきたかな…とはいえ、ふとした瞬間に、例えば駅の騒がしさから離れたくなるもの。今回はそんな気持ちを抱えて行った展示を紹介します~



銀座メゾンエルメスフォーラム「インターフェアレンス」展

まさに「注意散漫になっているこの状態をなんとかしたい」と思っているときに、Twitterで見つけた展示です(思えば現代アートが見たくなるときって、私の心がざわついているときが多いかも)。仕事に行く前に足を運びました。余計なものの無い静謐な空間の中で、一つの作品に目をこらしたり、耳を澄ませたりする行為は、騒々しさで注意散漫になっている私にとても効果的でしたね。まさに心が安らぐとはこういうこと、この日はいつも以上に仕事にしっかり取り組めたと思います

スザンナ・フリッチャー『Pulse』
耳を澄ませて鑑賞する作品。空気の動きによって奏でられる音が絶えず変化するので全然飽きない。

https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/230223/

※現在この展示は終了しています

上野の森美術館「特別展 恐竜図鑑」

題材が珍しかったのと、私自身が院生の時に恐竜図鑑を使って研究していたのとで、内容に興味が湧き、行ってきました。初めて前売り券を買いましたね…。学術的にどうこう、というより、純粋に絵として面白くて、書かれた時期に限らず、どの絵も、恐竜を描いているというよりも、神話や伝説を題材にして描いているように見えるのが面白かったです(絵の中にドラマを感じました)。私としては、それこそ現代の図鑑に使われている恐竜の絵がもっと見られると良かったかも

チャールズ・R・ナイト『白亜紀-モンタナ』
ティラノサウルスとトリケラトプスの対立構図(科博でも見られる)はこの絵によって定着したらしい。

労働に慣れてきた、とは言いましたが、それは多分緊張とか慣れるためのブーストがまだかかっているとか、そういうもののおかげで慣れた気がしているだけな気もしています。引き続き体調に気をつけて、適度に社会人をやっていきたいですね

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