東京都庭園美術館「ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」展ほか
2020.02.04-13 訪問
前回からだいぶ空いてしまいました。今回は短めに、コロナウイルスが蔓延する前に行ってきたミュージアムを3つ紹介します。
東京都庭園美術館「ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」展
この前松濤美術館まで観に行ったサラ・ベルナール展でルネ・ラリックに少し興味が湧いたので行ってきました。彼の作ったガラスの装飾品はどれも美しく、そしてこの美術館の内装ともよく合っていました。ガラスであることを忘れてしまうような繊細な、あるいは重厚な作品が多かったです(写真を撮ってくればどんな感じだったをここで示せたのですが、あまり内部の写真は撮らないんですよね)。美しく見えるように美術館側が光を上手く使っていたことも高ポイントでした。
東京都庭園美術館「ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」展
会期: 2020年2月1日(土)– 4月7日(火)
開館時間: 10:00–18:00(入館は17:30まで)
ただし、3/27、3/28、4/3、4/4は、夜間開館のため20:00まで(入館は19:30まで)
休館日: 第2・第4水曜日(2/12、2/26、3/11、3/25)
*3/15まで全面休館
観覧料: 一般 1,100円(880円)、大学生(専修・各種専門学校含む) 880円(700円)、中学生・高校生 550円(440円)、65歳以上 550円(440円)
*小学生以下及び都内在住在学の中学生は無料
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付き添いの方2名は無料
*教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前の申請が必要)
*第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料
東京都現代美術館「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展
面白そうだし暇だし行ってみるか、程度の理由で行きました。言葉とデジタルメディアを使ったインスタレーションが中心で、言葉の意味とか響きとかを芸術として昇華させるとこんな風になるのか、と思って観ていました。舞台上でも活動を行うアーティストグループということで、作品と一緒に俳優の動きも生で一緒に見られたらもっと面白かったのかな(ビデオでは見ましたが、やはり生で見るのとは質が違うので)、という考えもよぎりました。
東京都現代美術館「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展
会期: 2019年11月16日(土)-2020年2月16日(日)(終了)
開館時間: 10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日(2020年1月13 日は開館)、2019 年12月28日-2020年1月1日、1 月14 日
観覧料: 一般1,400 円(1,120円)/ 大学生・専門学校生・65 歳以上1,000 円(800円)/中高生500 円(400円)/ 小学生以下無料
※( )内は20 名様以上の団体料金
※本展のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります。
※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は年齢を証明できるものを提示していただくと無料になります。
※家族ふれあいの日(毎月第3土曜日と翌日曜日)は、18歳未満の子を同伴する都内在住の方2名まで半額になります。(保護者の方は都内在住を証明できるものを提示)
出光美術館「狩野派 画壇を制した眼と手」展
招待券を手に入れたので行ってきました。狩野派の人々と聞くと絵を描いている側面しか知らなかったのですが、実はかなりの目利きで、作品の勘定をよく行っていたそうです。今まで見てきた狩野派の展示といえば絵の素晴らしさをクローズアップしたものでしたが、この展示では狩野派の絵の素晴らしさではなく、彼らが絵の勉強のために古今東西の作品を見て模写していたことと、そのことによって得た目で実際に勘定を行なっていたことを示す面白いコンセプトをとっており、実際見ていて新鮮で楽しかったです。
出光美術館「狩野派 画壇を制した眼と手」展
会期: 2020年2月11日(火・祝)~3月1日(日)(終了)
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
休館日:月曜(ただし、2月24日は開館)
観覧料:一般1,000円/高・大生700円(団体20名以上 各200円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
コロナウイルスの蔓延で軒並みミュージアムが閉まっているのが悲しいです…。早く流行が治まって再開することを祈っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?