2月11日(金) 昨日の雪と今日の日差し。『ねっこぼっこ』。土の中の子どもが出てくるのを待つ
寝室のカーテンを開ける。起き抜けに本棚から『ねっこぼっこ』を取り出して読む。今は題も訳者も変わって出版されている。
春の始まりの絵本だ。
身支度をして、リビングにいきカーテンを開け、窓も開け、ベランダの小さな花壇の水やり。湯を沸かし、日本茶を入れる。
お線香をあげて、手を合わせる。
納豆とご飯と試食でもらったドライフードのお味噌汁には蒸した牛蒡とにんじんを足す。
よし、お日様と絵本に励まされて、首尾よく1日が回り始める。
蔓延防止が延長され「一人であること」をかみめた昨日だったが、今日はまた違う1日だ。
今日は、5日にいった林の掃除のお手伝いの続きに行く。昨日の雪で濡れた落ち葉が、今朝の日差しで少し乾いて、林についた10時半頃には掻き出しやすい湿り具合になっていた。
まずは落ち葉を集める。地面に馴染んでいるところは掻き出さず上の方だけ。前回よりちょっと慣れてきた。
40分ほどで今日の予定のところを掃き終わったので、次は木道階段の掃き掃除や笹を刈って落ち葉を集める土手作り。
野鳥が近くの枝にとまった。お腹は茶色っぽいオレンジで、目に黒い線がくっきりとある。多分モズ。
スマホではなかなかくっきりとは撮れない。しばらく野鳥撮影に夢中になる。
階段掃きはとても綺麗にできて、満足したので写真を撮ろうとしたら、スマホの充電切れ。
掃除も佳境の頃、Iさんが自転車で様子を見にきてくださった。奥さまから「『年寄りはいっちゃだめ』って言われちゃってね〜」と穏やかな笑みを浮かべて話される。
当地はコロナはまだまだ収まっていないので、奥様も心配されているのだろう。
お庭のレモンライムを持ってきてくださった。Iさんは、「緑の指」の持ち主で、家庭菜園レベルを超える果樹を育てておられる。
久しぶりにお元気そうな顔が見られて嬉しかった。
掃除をしていると、ウォーキングされている方から挨拶を受ける。「綺麗にしてくださってありがとうございます。」なんて言われると、初心者の私としてはちょっと恥ずかしい。
笹を刈っては揃えていたら、70歳くらいのおばさんが近寄ってきて「あらー、何に使うの」と声をかけてきた。猫撫で系の声で、ちょっと甘えたような感じ。ナイキのスポーツウェアにニューバランスのシューズ、厚くはないお化粧。
「えーっと、揃えて土手を作るのに使います。」というと、
センサーが反応したのかさらに近づいてくる。
さらに説明を加える。
「今集めた落ち葉を溜めるための土手を作るための笹です。」
と、落ち葉を指しながらいうと、合点したのか一気に好奇心を失ったという表情で、
「あーア・・・」
といって、踵を返してスタコラ歩いていった。
自分にも役に立ちそうだったら、ひと束もらおうかってところかな。
簡単な挨拶にはじまって自然なやりとりの流れで分ける、というようなことはあるかもしれないが、これはないよ〜と後ろ姿を見送りながら苦笑い。
帰りに満開を過ぎた蝋梅をひと枝いただく。レモンライムもたくさん。これは来週の集まりで分けることにする。
昨日は日記を書かなかったので、ここでちょっとだけ。
10日(木)は、雪が降って、寒くっておこもり。その上、蔓延防止の延期が決まって、とても悲しくなって、何にもやる気が起こらず、ぐずぐずしていた。
一人暮らしに、外出は控えるようにと言われると堪える。
やったことといったら、オレンジスライスピールがふた瓶になったので、オーブンで焼きながら乾かしたことくらい。形が崩れたのは、フープロにかけてソースに。
掃除もしなけちゃ、買い物ももちろんせず
11日日記に戻って・・・。チョコレートがけは明日に延期。
今日のご飯も蒸し野菜フル活用
カブ・ニンジン・ブロッコリとウィンナーのシチュウ。野菜は火が通っているのであっという間にできる。
玄米ご飯・南瓜のピクルスとちぎりキャベツ
今日の丁寧掃除:・・・サボった
お買い物:なし