中戸山 西光院 常敬寺のあゆみ【2】
当山常敬寺の歴史をまとめています。
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●西光院の創建
そののち弘安七年(1284)、惟康親王の計らいと亀山法皇(1249~1305)のご叡慮があり、下総国葛飾郡中戸(現在の千葉県野田市/旧関宿町)に当山 「中戸山 西光院」の大伽藍が建立されました。※
また併せて唯善さまに上人号が贈られ、亀山法皇より【坂東一向宗門ノ棟梁釋ノ唯善上人】と院宣を頂きました。
そして惟康親王の奏聞があり、西光院は後宇多天皇(1267~1324)の勅願所となり、赤門が許され、後宇多天皇から西光院の勅額を賜りました。
※……『親鸞聖人御直弟散在記』(1694)に
「彼地ニ數宇ノ大伽藍ヲ建立シ玉フ」、
「此時ヨリ 阿弥陀堂、御影堂、別宇ニ造始ル也」、
「寺内四十八院アリ」、
「坂東三十三ヶ國一向宗門ノ 棟梁トシテ大小諸坊主ノ事、
則中戸山ヨリ支配ス」とある。
◎……当山の法脈は唯善上人の娘、照雲尼公の夫、善秀上人が第二世、
その息子の善了上人が第三世となり、現在まで続いています。
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