見出し画像

夢のIPネーム!ディスコ「マハラジャ」

先日、ある仕事の視察で「マハラジャ六本木」に初めて行ってきました。
場所は六本木交差点のすぐ近く、芋洗坂をちょっとだけ下ったところ。
火曜の夜でしたが、フロアにもVIPルームにもお客さんがしっかり!盛り上がっていました。
どんなお客さんがというと、56歳の私と同級生風な感じ。
皆さん、キラキラした笑顔で楽しんでいらっしゃいました。
お店の方に聞いたところ、日曜の昼営業がとても人気なんだそうです。
なるほど、納得。

1982年大阪で誕生、東京進出は1984年「マハラジャ麻布十番」

「マハラジャ」というとバブルの象徴というか、キラキラなナイトライフの象徴ですよね。
ここからウィキ情報ですが、その誕生は大阪(1982年)。
それから、京都、名古屋、熊本、仙台、札幌と進出して、東京に出店したのは1984年。
場所は、当時「陸の孤島」と呼ばれていた麻布十番
その陸の孤島が良きフックになって、社会現象と呼ばれるほどの人気を誇るわけです。
当時の私は、浜松で中高生ライフを送っていまして、地元のディスコには学校に隠れて行っていましたが、「マハラジャ」なんて遠い世界の話(時が経って、ある時浜松に帰ったら「マハラジャ浜松」ができていて同級生が黒服をやっていましたが)でした。
ちなみに、「マハラジャ」という店名の命名者はデヴィ夫人

全国に70数店舗のマハラジャが!

上記の「マハラジャ浜松」などでも分かるように、全国でマハラジャが生まれますが、全てが直営ではなく、ライセンスを受けてのフランチャイズも多数あったそうです。
多くの人が「マハラジャ」というIP(知的財産)に憧れて、それぞれのエリアでその夢の世界を形にしたかったのだと思います。
「マハラジャ」のコンセプトは、「夢」「華」「錯覚」とのこと。
これはあくまで個人的見解ですが、「錯覚」という、普通だとちょっとネガティブに使われるワードを、とても華やかな夢としてポジティブで肯定的に使っている。
センス深いなー、と思います。

「場」というIP(知的財産)

私が今回伺った「マハラジャ六本木」は2010年に復活したお店で、こちらはオリジナルの「マハラジャ」の運営会社ではなく、別の会社さんが商標を取得されて運営されています。
第一号店が誕生したのが1982年、それから今年で42年!
全盛期の全国展開から40年以上経った今も、運営会社が変わって存続している。
これって、映像コンテンツで言うと「忠臣蔵」が何度もリメイクされているのと同じ?だな、と。
夢と輝きとわくわくする時空間、「場」というジャンルのビッグIPだな、と。
「場」というジャンルのライツビジネス、これは面白いテーマだな、と。
ちょっと脳みそが刺激されてきました。笑

大変余談で一つ思い出しましたが、20代の頃、日本テレビのネットワーク部時代、福島中央テレビさんに出張で行った時、当時の福島中央の部長さんが、私が若いということに気を遣ってくれて、「マハラジャ郡山」に連れて行ってくれました。
ただ、行ったのは私とその部長さんの2人。
部長さんをおいて1人で踊るわけにもいかず、雰囲気だけ味わって、その後居酒屋に行ったのでした。


いいなと思ったら応援しよう!