定番か⁈冒険か⁈心が揺れる“銭湯“選び
以前、ハズレを楽しむのが楽しい!という旨を銭湯サウナにおいて書きましたが、そのポリシーを揺るがすような事件⁈が起こっています。
まあ、事件と言いましても私以外の人にとっては何の問題も無い事ではありますが。
何か、と言いますと、めちゃピタッと来る“サウナあり銭湯“を見つけてしまったのです。
それはどこかと言うと、稲荷町駅徒歩2分のところにある「寿湯」。
老舗中の老舗ですので、銭湯好きの諸先輩型からは、ど真ん中過ぎだろ!と言われてしまうかも知れませんが、まあ、ここが素晴らしくピタッときているのです。
銭湯+サウナ+タオル=870円
この寿湯、まずは銭湯パートの充実が素晴らしい。
なんと露天風呂あり、これが岩風呂風でしかもかなり広い。
大人が足を伸ばして7、8人は入れます。
室内風呂もジェットバスは勿論、毎回おもしろ入浴剤風呂もあります。
ちなみに9/23はミステリー風呂です、一体何が投入されるのでしょうか?
そんな遊び心もありながら、サウナ関係も充実。
熱め100度の通常サウナに加え、塩サウナも。
そして、水風呂も露天!とさらに洞窟版も。
〆の整い場も外気浴で椅子が10脚も。
これにより、私、整い場待ち時間は今までゼロ、です。
あと、私にとっては結構大事なのですが、風呂あがった後のロビーの具合、がまた良いのです。
テレビがあってその前にグルッと椅子がおいてあるだけで決して広くはないのですが、なぜがくつろげる。
風呂上がりにゆっくりとした気持ちになれるロビーがあるって、やっぱり大切です。
で、それで上の値段ですから、コスパ良すぎ〜です。
振り返ると奴がいた⁈な感覚でハマる
この寿湯、行った途端にピンと来てハマったわけではありません。
私のサウナの旅(始まって、まだ1年経っていませんし都内の近いとこばかりですけど)の中で、以前一回行き、その時は、“なかなか良いな〜“くらいの印象でした。
当時は駆け出し、とにかく色々なところに行ってみる!が目標でありスタンスでしたから、その後もガイドブック片手にあちらに行ったりこちらに行ったりしていました。
が、何故かある時(最近です)、ふと、あ、今日寿湯行ってみよ、と思ったのです、突然。
そして、行ってみると、わあ、いいな〜、と。
あの時気づかなかった俺は何だったんだ、と。
まるでずっと友達だった人の可愛さにある時突然気付いて恋に落ちるような、そんな感覚⁈
ドラマの内容とは違うけど、振り返ったら奴がいた、みたいな感覚⁈(分かりづらいか笑)で、ここんところは寿湯一本です(と言っても1ヶ月くらいだけど笑)
定番に甘んじることなく冒険すべきか⁈
しかし、問題なのは、ハズレ自体も楽しむという境地まで達した私が、ここで冒険をやめてしまっていいのか、ということ(繰り返しになりますが、他の人にとっては100%どうでもいいことですけど)。
昔からピタッと定番がハマるとそればっかりなところもあり。
思い出してみると、高校の時は学食の天丼が定番化し、1年近くに渡って昼は天丼、最後の方は学食のおばちゃんから、天丼ね、と先に言われるくらいに。
定番を見つけたことの幸せと未知なる世界への冒険の必要性・・・
これ、何も銭湯サウナに限った事ではないよな、全てにおいて起こる永遠のテーマだ、と自分を正当化?させて悩む日々なのです。