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ベテラン芸能マネージャー×経営者プロデュース

先日、50代に新規事業をわくわく考えさせてみよう!と書いたところ、賛否両論、実施におけるポイントや逆に難しさなどなど、周りの皆様から色々と反響がありました。
ありがとうございます。
そして50代の生き方について、世の中の関心の深さを改めて知りました。

前回、新規事業を行うのであれば、全く未知なる新たな領域の事業を行うのではなく、その会社のメイン事業のアセットの活用をするのが良い、と書きました。

さて今回、それを私自身の領域に当てはめてみたら?を書いてみます。

私のいる業界はいわゆる「エンタメ」業界。
自分のポジションは「プランナーでありプロデューサー」
そのエンタメクリエイターとしてのアセットの活用については、先日IT Mediaビジネスオンラインさんにも書かせて頂きましたが、今回は他のアセットを。

それは「マネジメント」
いわゆる「マネージャー」さんというアセットについてです。

コンテンツを作ることにおいては、タレント/アーチストの方とお仕事することが多いですが、そこで切っても切れない存在がマネージャーさん。

余談ですが、マネージャーさんには我々コンテンツプロデューサーから見ると3つのタイプがありまして。

①企画などを相談すると、その場で担当のタレントさんの適正や状況からやるやらないを判断し、やると言ったらしっかりとタレントさんを納得・説得してくれるタイプ。
②判断はタレントさん自身に委ねていて、誠実にしっかりと話は伝えてくれるタイプ。
③打ち合わせでは「いいですね絶対にやるべきです!」と言っておきながらタレントさん自身からNGが出ると「自分もそう思っていた」というタイプ。笑

色々なタイプの方がいらっしゃいますが、特に①のタイプの方には、昔も今も私自身も感服するというか、本当にお世話になっています。

そして、①の方が行っていることは、ビジネス界でいうところの仕事を効率よく進行していくという意味のマネジメントとは全く別次元のこと。
やっていることは「人間創り」

コンテンツとは別ジャンルのプロデュース「人間プロデュース」なのです。

先日、もう30年近くお世話になっているベテランマネージャーの方お二人とご飯を食べたのですが、皆さん、本当に誠実なのです、人に対して。
そして、とても真摯なのです、世の中の目というものに対して。

もう何十年⁈にも渡って、ご自身が担当されたり育てたり、またお願いされたりした何人ものタレントさんが
「世の中にどう見られるべきか?」
「どうしたら世の中に受け入れられるのか?」
そして、
「どういうことをやってはダメなのか?」
はたまた、
「やっちまったものからどうリカバリーしたら良いか?」
を考え、実践して来た方々です。

話をしながら改めて思いました。

この「人間プロデュース力」って凄いな!と。

これって、タレントさん創りだけではなく、幅広く「人間プロデュース・マネジメント」に使えるんじゃないか⁈と思ったのです。

例えば、経営者の方々。
写真見ると、なぜどの人も判を押したように、ノーネクタイ白シャツにジャケットか白Tシャツ&ジャケットで腕組んで斜め向いているんだろう?
あれ誰が決めたんでしょうね?

人それぞれ、事業内容もそれぞれ、そしてその時に発信したいメッセージもそれぞれです。
“姿(写真)“はメッセージそのものです。

だから本来は、メッセージに合わせて姿も創らないといけないわけです。

そんな時に、「その人(タレント)の良さをオリジナリティを持って世の中に打ち出すにはどうしたら良いか?」をやり続けて来たベテランマネージャーさんの「人間プロデュース力」はとても役に立つのではないかと思うのです。
彼らはスタイリストにヘアメイク、そして作家やプロデューサーまで幅広いネットワークを持っていますから、最後の“仕上げ“まで完全コーデ出来ますし。

見た目作りから、やっちまった!後のリカバリーショットの打ち方まで⁈、巷のエリートコンサルタントさんのような知識とロジックによるサポートではなく、敢えて言えば、清濁合わせのむ魑魅魍魎の芸能界通りを歩き続けて来た、まさに「人間臭い実践」に裏付けされた「人間プロデュース・マネジメント」サポートサービス。

世の中の経営者の皆様、いかがですか?



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