8/1 占い師を目指す人が読む雑記
こんにちは。
@さいこの星ナビ です。
20年の鑑定歴、10,000人超の実績からお話できることを書き綴る雑記です。
自分と似た人が来る
まず、何よりもこれです。
人の縁はすべてエネルギーなので、自分と似た人が来るのは当然です。
自分自身の心が荒んでいる時は、クライアントも荒んだクレーマーのような人が来ます。
似た人が来るのですが、正負は同じエネルギーでもあるので、自分と正反対の人も同じように来ます。
正反対のクライアントは、あなたにあって相手にないものを補完するために存在します。もしくはあなた自身が相手から得るものがあるのかもしれません。
3次元の世界では、必ず二極はワンセットです。
そして忘れてはならないことは、すべてにおいて、クライアントよりあなたがえらくて優位なわけではありません。占い師側が天狗になると、必ず相手は反発します。
イヤなお客様が来るならば、それはあなた側の問題が必ず潜んでいます。
自分の内側を無視することはできません。
クライアントは良い結果を求めてやって来る
心の中にくすぶる不安を払拭したくて占いは利用されます。
光に満ちた未来を提供してくれる占い師が良い占い師とされます。
しかし、それは本当に良い占い師なのでしょうか。
日常生活でも同じです。
見せかけの良い言葉だけ、もしくは自分の良い面だけしか見せられない人間関係は、おそらく表面的に繕った関係で少し気を遣うと思います。
常に相手の改善点ばかりを指摘する必要はないけれど、時に相手の痛いところに触れていかないと、状況が改善しない場合もあります。
占星術でもタロットでも他の占術でも、良い結果を伝えられる時もあればそうでない結果が出てしまうこともあります。
本当にクライアントにとって良い方向にと思うならば、こちらもネガティブな結果に向き合う必要があります。
良いことしか言われたくないクライアントと出会うならば、それはあなたが良い人と思われたい結果が欲しいからです。
本当の意味で相手の幸せを願うならば、クライアントも占い師側もイヤなことを避けては通れないのです。そのことを占い師側が理解しているか否かは、占い師の質と比例すると思います。
マニュアルに縛られると、深い読みはできない
それぞれの占術には、霊視系を除けば基本的な読み方があります。
タロットなどは特にそうだと思うのですが、マニュアルに囚われ過ぎると、平凡な読み方しかできなくなります。
別の言い方をすれば、誰にでもあてはまるような読み方になってしまい、他との差別化やあなたの個性が出ない、良くも悪くも普通の占い師です。
私が鑑定をしていて感じることは、ていねいにチャートを見ていくと、特徴的な配置を見ていくうちに、ある瞬間にキーワードが浮かんできます。その一つのキーワードが浮かぶ瞬間、ぱーっとその人の人生ストーリーが展開される感覚があります。
そもそも占星術でも他の占いでも、それを職業にする人はその資質のあるチャートを持って生まれているはずです。そして大抵の場合、直観力や霊能力、統計学であれば分析力といった象意のある配置があると推測できます。
なので、必然的でもあり自然なことでもあり、キーワードが浮かぶという一つの解のない、感覚的なものは備わっているのではないかと思います。
なので、それこそ読む人の感性通りでうまくいくし、「うまく読もうとする」より、自分の感性が轟くところがクライアントにも伝わり響くと思います。