家庭菜園を再開する
幾つか前の記事で「退職を機に新しいことをまた始める」と書いていましたが、無事に動き出しています。
タイトルにも書きましたが、10+α年ぶりに市民農園を借りることになりました。
テレワークになって以来、庭の小さなスペースで野菜やハーブを栽培していましたが、西日しか当たらない上に作物のない時期は猫がおトイレ代わりにやってくるようになりました。
対策をしようにも見張っているわけにもいかず、どうしたもんかと思っていた時に閃きました。
「そういや、そろそろ市民農園の募集の時期では?」
そのことに気付いたのが今年の正月頃で、確かそろそろだった筈……と市のHPをチェックしたら、翌月号の市民だよりで募集を掛けるとのこと。
なんというグッドタイミング。
引き寄せの法則とか言うつもりはないけど、「これやりたい」と思い立ったものがちょうど用意されるタイミングというのは「吉」と思ってます。
以前借りていた農園は少し遠かったのでもっと家から近いところはないか調べていたところ、ありました。前の場所に比べると距離は半分もないくらいなので行き来も楽になります。車ですぐの距離ですが、慢性的に渋滞するのが玉に瑕といったところです。頑張れば歩けなくもないけど(笑)
そして申し込んだ結果、無事に当選したので早速畑はじめです。
道具は家で使っているスコップをそのまま使用し、他には移植ゴテと大型じょうろ、支柱を購入。あとはモスグリーン色のちょっと可愛い長靴を近くのセレクトショップ(またの名をファッションセンター)で購入して準備万端。
ちょっと驚いたのですが、区画の状態がとても良いのです。以前使っていた農園に比べると雑草もなくきれいに整地されていました。
土も柔らかくて、耕しやすかったです。
耕していると数人の方から話しかけられました。曰く、この区画は前の方が丹精していて、高齢を理由に今年の始めに畑じまいをしたとのこと。
その日にお話をした方が口々に、おじいさんが丁寧に野菜を作っておられたと仰ることから、畑の状態がいいのも納得です。畑を放置するとすぐに荒れてしまいますから……
掘り返した土を見て「いい土だね」「あなたラッキーだよ」「若い人が入ってくれるといいねって言ってたのよ」等と言われて有難さ半分、私の代で荒れさせてはいけないという責任半分といったところでしょうか。
おじいさん、人望あったんだなあ。
この時期に栽培を始めるならやっぱりじゃがいもですね。ホームセンターで買った男爵いもを早速植えました。
男爵とキタアカリで迷って、個人的にはキタアカリが好きなんですが料理の汎用性としては男爵が良さそうなので。
(キタアカリの煮崩れグズグズ状態も好きな私)
芽が出るまでは水やりくらいしかやることがないのですが、そのうち忙しくなりそうです。農作業をしながらライターとして仕事をするというのが「在りたい姿」の一つだったので、その第一歩といったところでしょうか。
これまで忙しすぎて気持ちがすさむ場面もあったのですが、やっぱり土に触れると癒されます。
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