来年に向けて、我が家改造計画その2・動線を変えよう
最近の我が家、YouTubeで不動産内見動画を見ることにハマっている。
よく見ているチャンネルは「ゆっくり不動産」「あなたの理想不動産」「クセが強い不動産研究所」さんあたり。
狭小物件とか変わった間取りを見て「こんなの住めないよ~」とか、メゾネットタイプのお洒落なデザイナーズマンションを見ては「若い頃憧れたなぁ」なんてあれこれ言っては楽しんでいる。
引っ越す予定は全くないのだが、それでも「ここは住んでみたい!」と思わせる物件もいくつかあったりしてけっこう楽しい。
そして我が家を見渡して現実に引き戻されるのである。
特に強く惹かれるのが「リノベーション物件」。ザ・昭和といったアパートや昔ながらの長屋がスタイリッシュに生まれ変わった姿を見るのは気持ち良いし、構造も防音や断熱を強化して時代に合った造りに変わっているのがいい。旗竿地などで再建築が出来ず、建て替えではなくリノベーションを施している物件が多い印象。そうして古い建物が再生されていくのはまさに建設的だなあと思う。
我が家は昭和50年代に建てられたが、当時としては機能的と思われる造り。
今では珍しくないけれど、階段下収納に出窓収納、サンルーム付き。
この家を中古で買った当時、私は風水にドはまりしていたので、家相がどうとかあれこれ調べたのを覚えている。
と言っても、入り組んだ間取りや変形地を避けた程度だけど(笑)
それにしても20年以上住みながら、自分達に合った動線を使いこなせていないことに今更気付いている。それでもちょこちょこ配置を変えてみたり収納家具を買ってみたりしたけど、収納家具は片付けられない人がむやみやたらに買うべきでないと(わかってたけど)痛感。そんなことを繰り返し今に至る。
2020年にテレワークに移行してから仕事部屋を作り(過去記事にも書いてたけど)もう1つ洋室をトレーニングルームにして活用はしている。
そこで問題が2つほど。
・仕事部屋を作った割には活用していない
・トレーニングルームに2畳分ほどのデッドスペースがある
なんだかんだリビングで仕事をしてしまうことの方が多く、顔出し会議の時だけ使っている状態。これではまるで本置き場。しかも本はリビングやリビング収納内、キッチンの一部などあらゆる場所に置かれている。
そしてトレーニングルームは(筋トレガチ勢がいるので)それなりに道具はあるが一部が物置状態になってしまい、空のパイプハンガーが放置されている。
なぜ仕事部屋を活用しなくなったのか?暑い&寒いの問題は、狭いゆえ冷暖房効率が良いので当てはまらない。
恐らく、単に面倒くさくなった+本が分散していることが理由だ。
特に私の料理関連の本は、仕事部屋の本棚の他、すぐ手に取れるようにリビングにも置いている。キッチンにはレシピ本。文章を書く際の参考文献にしたりレシピをまとめたりする資料が分散していては、動線も取っ散らかって非効率極まりないと今になって気付く(遅い!笑)。
そこで、料理やワイン関連の本はすべて2階の仕事部屋に集約し、夫のオンライン会議の時以外、書き仕事は必ずそこで行うこと。
そしてトレーニングルームの一部を何かで仕切り、簡易ウォークインクローゼットにしてはどうか。それならパイプハンガーも活用できそうだ。
そうすれば寝室に置いていた収納家具も移動できる。正直、地震が来たら安全とはいいがたい状態だったので……
そう上手くいくかは微妙だけど、年末の大掃除ついでに試行錯誤してみようと思う。
さらにキッチンの動線も改善の余地あり。
ちなみに、昭和50年代の家なのでLDKではなくリビングとダイニングキッチンは全くの別室。
6年ほど前に、さすがにボロボロだったキッチンをリフォームして、全体的に白でまとめた。東京インテリアで一目惚れした食器棚を諦められず夫を拝み倒すなどして(笑)自分好みのスペースにしていった。
ダイニングキッチンには半間の収納(昔ながらの開き戸)があるのだがここが意外に曲者。
基本的には箱買いした飲み物や、コストコで買った大箱のジップロック、缶詰などの保存食などをしまうスペースにしていたのだが、ある時使わない衣装ケース(引き出しタイプ)を中に設置し、そこに食品をストックした。
それが間違いで、開き戸と引き出しが干渉してしまうので引き出しを開けるのが億劫になる→食品の賞味期限が切れる、という最悪のルートが生じた。
使いづらさはストレスに繋がる。そして使いづらいのを我慢していると感覚が麻痺してくる。
ちょっと気付くのが遅すぎたかも知れないが、思い立ったが吉日。
年末年始を利用して、効率の良い動線を模索していこうと思っている。
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